ジェントルマックスプロプラスの特徴、メリットは?ジェントルシリーズの違いも解説- 医療脱毛ならカノアクリニック
医療脱毛を考えているものの、医療脱毛器の種類や特徴について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。医療脱毛器はいくつもの種類がありますが、特にジェントルマックスプロプラスはコスパが良いとされています。
本記事では、医療脱毛を検討中の方に向けて、医療脱毛器のジェントルマックスプロプラスの特徴やメリット、デメリットなどを解説します。ジェントルシリーズの種類や特徴を比較表にまとめているので、脱毛を検討中の方はぜひ参考にしてください。
目次
- ジェントルシリーズは4種類
- ジェントルシリーズの比較まとめ
- ジェントルマックスプロプラスのメリット
- ジェントルマックスプロプラスのデメリット
- ジェントルマックスプロプラスの脱毛効果や目安の回数
- KANNO’A.clinicはジェントルマックスプロプラスで統一!
ジェントルシリーズは4種類
ジェントルシリーズは、数ある医療脱毛器の中でも注目を集めている人気の機種です。ジェントルシリーズの主な種類として、以下が挙げられます。
・GentleLase Pro (ジェントルレーズ プロ)
・GentleYag Pro(ジェントルヤグプロ)
・GentleMax Pro(ジェントルマックスプロ)
・GentleMax Pro Plus(ジェントルマックスプロプラス)
ジェントルシリーズは、米国キャンデラ社が開発した医療用レーザー装置です。1989年に日本法人が設立され、2015年にはシネロン・キャンデラ株式会社へ社名が変更されました。
ジェントルシリーズで最新機種のジェントルマックスプロプラスは、2022年1月から発売されています。それぞれの機種は発売年数が異なるのはもちろん、採用したレーザーの種類や波長、最大出力、施術時間にも違いがあります。さっそく具体的な特徴を確認してみましょう。
発売年数が異なる
ジェントルシリーズの違いの一つは発売年数にあります。初代ジェントルレーズは1999年に発売されました。2005年にはジェントルヤグが発売され、その後に発売されたのが前述したプロシリーズの4種類です。
2016年にジェントルレーズプロ、ジェントルヤグプロ、ジェントルマックスプロ、2022年にはジェントルマックスプロプラスが発売されました。プロシリーズは初代ジェントルレーズの性能と比べても高い脱毛効果が期待されています。
アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの2つの波長が異なる
医療脱毛はレーザーを照射して光エネルギーを熱に変換し、毛の組織を破壊することで脱毛する仕組みです。機種別のレーザーの種類は次のとおりです。
・ジェントルレーズプロ(アレキサンドライトレーザー)
・ジェントルヤグプロ(ヤグレーザー)
・ジェントルマックスプロ(アレキサンドライトレーザー、ヤグレーザー)
・ジェントルマックスプロプラス(アレキサンドライトレーザー、ヤグレーザー)
アレキサンドライトレーザーの波長は755±5nmで、皮膚表層の毛に反応が良く、皮膚表層の脱毛効果や皮膚表層の美肌効果を期待する人に向いています。一方のヤグレーザーの波長は1064±3nmです。毛に反応しにくい特徴があるものの、皮膚深層の脱毛効果や皮膚の若返り効果が期待されています。
最大出力が異なる
ジェントルシリーズの機種別の最大出力は次のとおりです。
・ジェントルレーズプロ(150J/cm2)
・ジェントルヤグプロ(200J/cm2)
・ジェントルマックスプロ(アレキサンドライトレーザー150J/㎝2、ヤグレーザー200J/cm2)
・ジェントルマックスプロプラス(アレキサンドライトレーザー150J/㎝2、ヤグレーザー200J/cm2)
最大出力は照射するレーザーの最大パワーを指し、出力の数値が大きいほど高い脱毛効果が期待できます。ジェントルレーズプロの最大出力は後述するスポット径によって異なります。
施術時間が異なる
医療脱毛の施術時間は、1秒間にレーザーが繰り返し照射される周波数によって変わります。繰り返し周波数が高いほど医療脱毛の施術時間は短くなります。前述した4機種の繰り返し周波数は全て最大10Hz(ヘルツ)です。
ただし、医療脱毛器を高出力で使用した場合は周波数が低くなります。高出力時の繰り返し周波数は、ジェントルレーズプロやジェントルヤグプロ、ジェントルマックスプロが2Hz、ジェントルマックスプロプラスは3Hzです。
スポット径が異なる
スポット径は照射されるレーザーの深達度を比較でき、スポット径が大きいほど脱毛速度が上がり、高い脱毛効果が期待できます。機種別のスポット径は次のとおりです。
・ジェントルレーズプロ(6~24mm)
・ジェントルヤグプロ(6~24mm)
・ジェントルマックスプロ(6~24mm)
・ジェントルマックスプロプラス(6~26mm)
ただし、20mm以上のスポット径はオプション品のため、クリニックによっては対応していない可能性があります。
ジェントルシリーズの比較まとめ
4種類の機種が発売されているジェントルシリーズですが、その中でも医療脱毛クリニックでの導入数が多いとされるジェントルレーズプロとジェントルマックスプロプラスの2種類を比較してみましょう。
ジェントルレーズプロ | ジェントルマックスプロプラス | |
発売年数 | 2016年 | 2022年 |
レーザーの種類 | アレキサンドライトレーザー |
アレキサンドライトレーザー ヤグレーザー |
最大出力 | 150J/cm2 |
アレキサンドライトレーザー150J/㎝2 ヤグレーザー200J/㎝2 |
繰り返し周波数 | 最大10Hz(ヘルツ) | 最大10Hz(ヘルツ) |
スポット径 | 6~24mm | 6~26mm |
パルス幅(レーザーの深達度) | 0.25~100msec | 0.25~100msec |
クリニック選びで迷ったときには、2種類のレーザーや最大26mmのスポット径を採用する最新機種のジェントルマックスプロプラスを導入しているところがおすすめです。
ジェントルレーズプロ
ジェントルレーズプロは、ジェントルシリーズの中で上位機種です。厚生労働省から薬事承認を取得しており、国内の医療脱毛クリニックでは20年以上使用されている実績もあります。初代ジェントルレーズと比較すると、大口径のスポットによってスピーディーなレーザー照射が行えるようになり、広範囲の脱毛でも施術時間の短縮が可能です。また、パルス幅は、施術を受ける人の肌質や毛質に合わせて調整できます。
レーザーはアレキサンドライトレーザーを採用しており、繰り返し周波数は最大10Hzです。レーザーの光がメラニン色素に反応し、毛根や毛包などの組織に吸収されると光エネルギーが熱に変換され、輻射熱が毛の周辺組織を破壊することで脱毛効果が期待できます。
ジェントルマックスプロプラス
ジェントルマックスプロプラスはジェントルシリーズの最新機種で、厚生労働省の薬事承認を取得しています。2種類のレーザーの採用により短時間での施術が可能になりました。ジェントルマックスプロと比較しても、スポット径や最短パルス幅などがパワーアップしていることも大きな特徴です。
例えば、スポット径はジェントルマックスプロの24mmに対し、ジェントルマックスプロプラスは26mmまで対応しています。スポット径の拡大で広範囲の施術ができるようになりました。最短パルス幅はジェントルマックスプロが3msecで、ジェントルマックスプロプラスは2msecです。繰り返し周波数は2Hzから3Hzに強化され、広範囲の施術時間の短縮を可能にしました。これらの変化により、脱毛が難しいとされるひげ、毛根が太い毛の脱毛効果も期待できます。
ジェントルマックスプロプラスのメリット
ジェントルマックスプロプラスを搭載した脱毛器で医療脱毛をした場合、以下のようなメリットがあります。
・最新の熱破壊式脱毛器
・施術時のジェル不要
・短時間・短期間で確かな脱毛効果
・脱毛効果に加え、美肌効果も期待できる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
最新の熱破壊式脱毛器
ジェントルマックスプロプラスは最新型の医療脱毛器で、熱破壊式脱毛器と呼ばれています。長期減毛や表在性の皮膚良性色素性疾患の治療に有効とされ、厚生労働省から薬事承認を取得しました。
皮膚疾患の治療にも利用されており、安全性が高い医療脱毛の施術を受けられます。2種類の異なる波長を持つレーザーが1台に搭載されているため、レーザーを使い分けることで産毛や毛根が太い毛などの異なる毛質に対応可能です。
施術時のジェル不要
ジェントルマックスプロプラスは皮膚へのダメージを抑えられるため、施術時に肌へのダメージを抑えるためのジェルを塗る必要がありません。ジェルを塗る、拭き取る手間がなくなり、施術時間を短縮できることもジェントルマックスプロプラスのメリットです。
ヤグレーザーの波長は1064±3nmと長く、皮膚表層のメラニンへの吸収が少ないため、レーザー照射による皮膚へのダメージを抑えられます。また、冷却ガスを皮膚に噴射してからレーザーを照射するので施術時の痛みが軽減されることも特徴です。
短時間・短期間で確かな脱毛効果
短時間、短期間での脱毛効果を得たい場合は、ジェントルマックスプロプラスによる施術がおすすめです。ジェントルマックスプロプラスは皮膚の深部にレーザーの光が届くため、より脱毛効果が期待できるでしょう。
最大26mmのスポット径の装備や繰り返し周波数を3Hzに調整すれば、短時間で広範囲の医療脱毛が可能です。また、ワンタッチで2種類のレーザーの切り替えが可能なため、部位や毛質などに合わせたスムーズな施術が受けられます。
脱毛効果に加え、美肌効果も期待できる
医療脱毛は腕や足、VIOの脱毛だけでなく、顔の産毛やひげの脱毛も行えます。さらに、ジェントルマックスプロプラスは、脱毛効果だけでなく美白やニキビ予防などの美肌効果も期待できるでしょう。
脱毛と美肌を両立できる理由は、搭載するレーザーの光が皮膚表層や深部に届くためです。アレキサンドライトレーザーを照射することで、シミやそばかす、くすみにもアプローチできます。また、ヤグレーザーを用いた施術方法によってはニキビ跡・赤ら顔の治療、たるみ・小じわの治療も可能です。
ジェントルマックスプロプラスのデメリット
ジェントルマックスプロプラスは脱毛効果や美肌効果が期待できる反面、いくつかのデメリットも存在します。例えば、最新の医療脱毛器は高額で頻繁に買い替えするのが難しいため導入するクリニックが少ない上に、導入しているクリニックでも施術料金が高くなりやすい傾向があります。デメリットを詳しく見てみましょう。
導入クリニックが少なく、料金が高くなりやすい
ジェントルマックスプロプラスは熱破壊式脱毛器の中でも最新機種です。医療脱毛器の導入には高額な費用がかかる上に、施術スタッフは2種類のレーザーの操作方法を覚える必要があるなど、旧型からの買い替えにも資金や準備が必要です。
また、機器の導入や運用に手間がかかるため、施術費用は高く設定される傾向にあります。クリニックによって対応は異なりますが、コース回数に応じた分割払いが可能な場合があるため、予算に応じて事前に相談してみると良いでしょう。
医療脱毛をする際は明朗な料金プランを設定するクリニックを選ぶことが大切です。
ジェントルマックスプロプラスの脱毛効果や目安の回数
ジェントルマックスプロプラスは2種類のレーザーを搭載しているため、産毛から剛毛までのさまざまな毛質や毛周期に合わせた施術が可能です。アレキサンドライトレーザーは毛根が太い毛の脱毛効果が期待でき、ヤグレーザーは産毛やひげなどの脱毛に適しています。
毛周期には成長期と退行期、休止期があり、医療脱毛に向いているのは成長期です。成長期は毛に含まれるメラニン色素が濃く、毛根までレーザーが照射しやすくなります。一方の退行期や休止期は毛根と毛のつながりが弱く、レーザーを照射しても毛を作る組織を破壊できません。
退行期や休止期に医療脱毛の施術を受けても、再び成長期にレーザーを照射する必要が出てくるでしょう。脱毛効果が期待できる施術回数は5~10回が一つの目安になりますが、個人差や体質、満足度によって変わってきます。
KANNO’A.clinicはジェントルマックスプロプラスで統一!
ジェントルマックスプロプラスは最新の熱破壊式脱毛器で、波長の異なる2種類のレーザーを使い分けた施術が可能です。産毛から剛毛まで、さまざまな毛の脱毛効果だけでなく美肌効果も期待できます。ただし、ジェントルマックスプロプラスを導入するクリニックは少ないため、予約前に導入機械の種類を確認しておきましょう。
KANNO’A.clinicは、日本医学脱毛学会に所属するクリニックです。クリニックで使用する医療脱毛器は全てジェントルシリーズで最新機種のジェントルマックスプロプラスに統一し、専門知識や経験が豊富なスタッフが施術に対応しています。施術前に無料カウンセリングを行っているので、Webや公式LINE、電話からぜひお気軽にご予約ください。
美容医療において大事なことは患者様にご満足頂き、皆様の生活の質を向上させることは勿論のこと、安全に医療を提供することだと思います。
今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。
まずはお気軽にご来院下さい。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
◆資格・所属学会
日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許