脱毛前の自己処理、ベストタイミングは? 部位別に注意事項も解説!- 医療脱毛ならカノアクリニック

脱毛前の自己処理、ベストタイミングは? 部位別に注意事項も解説!- 医療脱毛ならカノアクリニック

 

医療機関やサロンで脱毛をするときには、施術前に自分で毛の処理をしておかなくてはなりません。適切に処理をしないと施術が受けられなかったり、あるいは肌トラブルになったりすることがあるので注意が必要です。


しかし、脱毛に通い始めたばかりだと一体何が「適切な処理」なのか分からないこともあるでしょう。特に背中など自分では処理しづらい部位を脱毛する場合には、悩んでしまうこともあるかもしれません。


そこで今回は、脱毛前の自己処理について詳しく解説していきます。自己処理をすべきタイミング、その際の注意点など見ていくので、自己処理に悩む人はぜひ参考にしてみてください。

 

 

目次

 

 

脱毛前の自己処理、ベストタイミングは? 部位別に注意事項も解説!- 医療脱毛ならカノアクリニック

 

 

 

脱毛前の自己処理は、前日に!

脱毛サロンやクリニックでレーザー脱毛を受けるときは、基本的には前日の自己処理が推奨されています。どうしても前日に自己処理ができない場合には、当日になってしまっても、それだけで施術が制限されることはありません。


しかし、カミソリを当てるとどうしても肌には負担がかかります。肌がデリケートな状態になり、普段より痛みを感じやすくなるなどのリスクが生まれるので、なるべく前日に処理を済ませましょう。


脱毛前に自己処理が必要な理由とは?

レーザー脱毛は、メラニン色素に反応するレーザーを肌に照射して脱毛を行っていきます。レーザーはメラニン色素に当たると熱を発し、毛根にある毛を再生する組織にダメージを加えます。それにより毛が生えなくなるのがレーザー脱毛の仕組みです。


自己処理をせずに施術をすると、肌の外に出ている毛にも反応してしまい、毛根に十分に熱が伝わらずに効果が得られないことがあります。それだけでなく、肌表面に熱がダイレクトに伝わってしまうのでやけどのリスクもあります。自己処理がされていない場合、施術を受けられないケースもあるので、必ず行いましょう。

 

脱毛前の自己処理の注意点は?

肌へのダメージを抑え、脱毛効果を最大限に引き出すためには、事前の自己処理は欠かせません。効率良く脱毛を進めていくためにも、適切に自己処理を行いましょう。


ここからは、自己処理の際の注意すべきポイントをご紹介していきます。具体的には、下記の6つの点に特に注意する必要があります。


脱毛前は抜く・ワックスはNG! 

毛の処理方法はいろいろありますが、抜いたりワックスで除去したりといった方法は脱毛前はNGです。毛根がなくなってしまうと、レーザーを当てたときに熱を伝導できなくなってしまうため、毛根にある再生組織に熱が伝わらず脱毛効果がなくなります。脱毛前の自己処理には毛抜きやワックスは使わないようにしましょう。


自己処理は電気シェーバーがおすすめ

脱毛前の自己処理におすすめなのは電気シェーバーです。


カミソリの場合、肌に直接刃が当たるため、カミソリ負けによる出血などのリスクがあります。また、肌の角質を削ぎ落してしまうこともあり乾燥を招きやすく、肌のバリア機能が低下しやすくなります。肌トラブルが発生するとその部位は施術できなくなることもあるため、なるべく肌を労わりながら自己処理しましょう。


電気シェーバーの方が肌への負担が少なく処理ができるため、カミソリよりも推奨されています。


剃るときは毛の流れに沿って

毛を剃るときには、毛の流れや向きを見極めてそれに沿って処理を進めていきましょう。その際、なるべく肌と刃を平行にすることで、肌への負担が軽減されます。肌を傷つけないように丁寧に少しずつ剃り進め、どうしても剃りづらいところは毛流れを無視して剃毛していきます。


皮膚を伸ばしてシェーバーを当てるとカミソリ負けしにくく、かつきれいに処理ができるので、特に剃りづらい部分には試してみてください。


肌から毛が出ていない状態に

約1mm以下の長さが自己処理完了の目安ですので、パッと見たときに肌から毛が出ていない状態を目指しましょう。前日にその長さにまで処理しておけば、脱毛当日もその状態のまま施術が可能です。なお、自己処理から施術日までの日数が長くなると再び毛が伸びてきてしまうので、自己処理から施術まで3日以上は空けないようにしましょう。また、脱毛後は肌がダメージを負っているため、自己処理の再開は1~2週間空けてからが推奨されます。


自己処理後はクールダウンを

自己処理を終えたら、必ずクールダウンをしましょう。刺激が少ないとはいえ、電気シェーバーを当てると少なからず肌には負担がかかります。肌に傷が付いたり、炎症が出たりした場合には、その箇所にレーザーを当てるとやけどのリスクが高まるため、施術が難しくなります。


スムーズに、かつ安全に脱毛を進めるためにも、剃毛後は冷やしたタオルを当てるなどして肌を労わりましょう。


剃りにくい部分は無理に剃らなくてOK

背中やうなじなど、自己処理がしづらい部位は無理に剃る必要はありません。手が届きづらい部位に関しては多少剃り残しがあっても、サロンやクリニックで処理してもらえることが多いです。


対応してもらえる部位や範囲は各サロン、クリニックによって異なるため、あらかじめ確認しておく必要があります。なお、KANNO’A.clinicの場合は、背中、うなじは施術当日にスタッフが無料で剃毛いたします。

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部位別に解説!脱毛前の自己処理方法

施術当日にクリニックなどで処理してもらえるとはいえ、スムーズに脱毛を進めるには前日までに自己処理を済ませておく必要があります。剃毛に時間がかかりすぎるとレーザーを当てる時間が足りなくなることがあるからです。部位ごとの適切な自己処理方法を知り、当日に備えましょう。ここでは、脇、顔、ボディ、そしてVIOの4つに分けて解説していきます。


脇の脱毛前自己処理

脇は目で見える場所とはいえ、背中寄りの箇所などは目視しづらい部分です。そのため、お風呂場や洗面台などの大きな鏡を使って、脇の状態を確認しながら処理をしていく必要があります。毛が伸びている場合には絡むこともあるので、ハサミで切って長さを調整してから電気シェーバーを当てるのも一つの方法です。


顔の脱毛前自己処理

顔は凹凸が多いので、肌を傷つけないよう特に注意しながら進めましょう。小鼻や口回りなどは小さい電動シェーバーに切り替え、細かく動かしながら剃ると、引っかかりにくいです。その際も毛流れを意識しながら動かすことで剃りやすくなります。また、髪の生え際など、産毛が多い箇所は明るい場所で鏡を見ながら丁寧に処理していくことで剃り残しを防げます。


ボディの脱毛前自己処理

処理範囲が広いボディは剃り残しが多くなりがちです。剃り残しを防ぐためにも、時間をかけて少しずつ丁寧に進めていきましょう。剃る方向と逆の方向に肌を押さえると、肌がピンと張って剃りやすくなります。肘や膝など凹凸のある関節周りはシェーバーの角度を細かく変えながら、肌を傷つけないように進めていきます。


VIOの脱毛前自己処理

VIOの毛は他の部位に比べて濃く、また長い毛が多いので電気シェーバーのみでの処理は難しいかもしれません。その場合には先にハサミで長さを調整し、その後にシェーバーで処理していきます。


Vラインは自分の希望するデザインの形になるように剃っていきます。IOラインは見えづらいので鏡を床に置き、その上にまたぐようにしてしゃがみ、鏡で確認しながらシェーバーを当てていきましょう。

 

脱毛前に知っておきたいこと

 

脱毛前の自己処理、ベストタイミングは? 部位別に注意事項も解説!- 医療脱毛ならカノアクリニック
 

上記のポイントに沿って進めていけば、脱毛前に適切な自己処理が済ませられます。前述した通り、脱毛前に気を付けるべきことは毛の処理だけではありません。肌への負担やレーザー脱毛による効果を考えたときに、注意すべき具体的な点を紹介します。下記の3つのポイントに気を付けましょう。


1. 保湿を徹底する

剃毛をした後は肌が乾燥しがちです。乾燥すると肌トラブルを起こしやすくなるだけでなく、施術中の痛みを感じやすくなることもあります。この事態を防ぐためにも、自己処理後の保湿は欠かさないようにしましょう。シャワーを浴びるときには高温のお湯は避け、ぬるま湯で優しくなでるように肌を洗っていきます。また、シャワーの後には保湿用のクリームやジェルで肌の水分をしっかり補うようにしましょう。


2. 日焼けをしない

脱毛期間中の日焼けは厳禁です。脱毛で使うレーザーはメラニン色素に反応するようにできています。日焼けをすると肌の中でメラニン色素が生成され、レーザーがそのメラニン色素にも反応してしまいます。すると、狙った場所にレーザーが届かないだけでなく、肌がやけどしてしまうこともあり得るのです。リスクを避けるために、日焼けした場合には照射を断るクリニックやサロンも珍しくありません。


脱毛中は日焼け止めを塗ったり肌の露出を避けたりして、徹底した日焼け対策を心掛けましょう。


3. 薬の服用を控える

薬を服用していると、種類によっては施術が受けられないこともあります。副作用として肌トラブルだけでなく体調に影響が出ることもあるからです。特に抗アレルギー薬や解熱鎮痛剤、抗不安薬などは副作用として光過敏症を発症することがあり、服用中には施術が受けられないことが多いです。もし、日常的に服用している薬がある場合には必ず事前のカウンセリングで医師に相談しましょう。


4. 予防接種は避ける

薬と同じく、予防接種も脱毛前には避けるべきです。予防接種の後は発熱や倦怠感が見られるなど体調に変化が出やすくなります。その状態で脱毛をしてもし体調が悪化した場合、予防接種の副作用なのか、脱毛による影響なのか判断がつきにくく、その後のケアにも影響が出かねません。そのため、予防接種の後は一定の日数を空けて施術をすることが推奨されています。具体的な日数はクリニックやサロンによって違うので、カウンセリング時などに確認してみましょう。

 

脱毛当日の注意点

最後に、脱毛当日の注意点を解説します。せっかく前日まで丁寧に準備していても、当日にNG行為をしてしまったら全て水の泡になりかねません。脱毛効果を最大限に引き出すためにも、当日のケアは非常に重要です。一つひとつ確認し、万全の状態で施術を受けられるようにしましょう。


当日の保湿ケアは「化粧水のみ」

脱毛期間中は保湿が非常に重要であることはすでに説明しました。保湿の際には乳液やクリームなどで肌にしっかり潤いを与えてあげることが大切ですが、当日に限っては化粧水のみにしてください。


クリームなどには油分が多く含まれており、肌に広げると毛穴に詰まってしまうことがあります。その状態で照射するとレーザーが毛穴の奥まで届きづらく、脱毛効果が十分に発揮されなくなってしまいます。また、色素沈着の原因となるので、当日の保湿はしないよう伝えているクリニックもあります。

しっかり確認をするようにしましょう。


日焼け止めや制汗剤を使用しない

日焼け防止のため、脱毛期間中は積極的に日焼け止めを塗ることが推奨されています。しかし、施術の当日は日焼け止めは塗らずにクリニックやサロンに行きましょう。日焼け止めの成分も毛穴に入り込み、レーザーによる脱毛効果を下げてしまうことがあるからです。制汗剤についても同様の理由で使用が止められています。当日は、日傘を差したり薄手の長袖を羽織ったりして日焼け対策をしましょう。


飲酒・運動・入浴を避ける

脱毛当日は、血行を促進するような行動は控えるように注意しましょう。血行が良くなると体温がいつもより上がり、レーザーを当てた後に熱が肌にこもりやすくなることがあります。それによりやけどや赤みといった肌トラブルを引き起こす可能性があるため、施術当日はなるべく静かに過ごしましょう。


具体的には、飲酒や運動を避け、お風呂は湯舟には漬からずシャワーだけで済ませるようにしてください。また、サウナやマッサージといったリラクゼーションも避けましょう。

 

脱毛前の自己処理を忘れたら?

 

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万が一、自己処理を忘れてしまった場合には日を改めて予約するか、処理をスタッフにお願いして施術することになります。日を改める場合にはクリニックやサロンによってはキャンセル料が発生することもあるので、事前に確認しておいた方が良いでしょう。当日処理してもらう場合には、範囲が広い場合には別途シェービング料金がかかることがあります。また、処理に時間がかかる場合には施術時間が短縮されることもあります。

 

まとめ:KANNO’A.clinicで安心・安全な医療脱毛を

今回の記事では脱毛前の自己処理について、その重要性やポイントを細かく見ていきました。脱毛の効果をしっかり引き出すためにも、前日までに適切に処理をしておくことが重要です。


もし、より具体的にアドバイスが聞きたいという場合には、ぜひKANNO’A.clinicのカウンセリングへお越しください。KANNO’A.clinicでは、従来よりも短時間で施術ができるGentleMax ProPlusという脱毛機械を全院で採用しています。


医療脱毛レーザーの中でも特にタイムパフォーマンスに優れる脱毛機械ですので、仕事や学業で忙しい人でも継続して脱毛を受けていただけます。なお、カウンセリングルーム、施術室ともに男女それぞれの専用ルームが準備されていますので、プライバシーが気になる方もお気軽にご利用ください。

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著者: KANNO'A.clinic 福岡天神院 院長 鈴木大介
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◆資格・所属学会

日本形成外科学会 専門医日本美容皮膚科学会 正会員日本創傷外科学会 正会員日本形成外科手術手技学会 正会員日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許

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