生理中は脱毛してもいい? 施術のベストタイミングとは- 医療脱毛ならカノアクリニック
脱毛クリニックやサロンに通っていると、1週間後に施術を予定しているものの「なんだか生理が来そうで不安」と思ったことのある人もいるでしょう。あるいは、施術日当日に実際に生理になってしまった経験のある人もいるかもしれません。生理中でも脱毛は可能なのでしょうか?
本記事では、脱毛の施術日と生理が重なったときの注意点や、脱毛をするベストなタイミングを詳しく解説します。よくある質問も最後にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 生理中でも脱毛できる?
- 生理中は脱毛を控えた方がベター
- 予約日に生理がきたらクリニック・サロンへ必ず連絡を
- 生理中にVIO・ヒップ以外の箇所を脱毛する場合、何に気を付ける?
- 脱毛のベストタイミングは?
- 生理と脱毛にまつわるよくある質問
- まとめ:臨機応変に対応できるクリニックで効果的な脱毛体験を!
生理中でも脱毛できる?
生理中に施術ができるかどうかは、クリニックやサロンによって異なります。部位によってはOKという場合もあれば、部位に関わらず施術NGとしているケースもあります。
脱毛は、「毛周期」と呼ばれる毛の生え変わるサイクルに合わせて施術をするため、数カ月単位で時間をおいて通う必要があり、通い続ける中で生理が重なってしまう心配もあるでしょう。生理のタイミングでも慌てないように、生理中の脱毛可否や、注意点などを説明します。
VIOは生理中は施術不可
生理中の場合、あるいは不正出血が見られる場合にはVIOおよびヒップの脱毛はできません。身体の免疫力が通常より落ちているため、施術により雑菌が毛穴に入り込んだときに感染症や炎症を起こすリスクがあるからです。
また、経血が流れているため施術時の衛生面を考えたときにも、VIOおよびヒップの脱毛はすべきではないでしょう。これはどこのクリニックでも基本的に同じです。その他の部位に関しては、クリニックなどによって対応が分かれます。
KANNO’A.clinicでは、生理中もVIO以外は施術OK!
例えばKANNO’A.clinicの場合には、生理中でもVIOおよびヒップ以外の部位であれば脱毛できます。もし、全身脱毛などコースの中に施術できない部位が含まれている場合には、コース終了後に振替で照射が可能です。
クリニックで脱毛をしている場合には、同様の対応をしているところが多いですが、VIOやヒップが1回分消化になってしまうクリニックもあります。しっかり確認しましょう。一方、サロンやエステサロンの場合は生理中は全ての部位について施術を受けられないことが少なくありません。
生理中はホルモンバランスの乱れにより、体調に変化が出やすいタイミングです。クリニックなら医師や看護師がいるため、急な体調不良や肌トラブルにも適切に対応できますが、サロンの場合はそうもいきません。そのため、施術不可としているところが多いのです。
生理中は脱毛を控えた方がベター
生理になったからといって、すぐに脱毛を諦める必要はありません。クリニックによっては生理中でも脱毛ができるところはあります。ただ、その場合でも脱毛できる部位には制限があります。詳しくは通っているクリニックに確認してみましょう。
また、脱毛できるとはいえ生理中はレーザーを当てるのにはあまり良いタイミングとはいえません。VIO、ヒップ以外もできれば脱毛は控えた方がベターです。その理由を下記で解説していきます。
肌トラブルのリスクが高い
生理中はホルモンバランスが不安定になりがちです。それにより肌は普段より敏感になっており、ちょっとしたことで肌トラブルを引き起こしてしまう場合もあります。
例えば施術中に塗るジェルが肌に合わなかったり、照射時のレーザーに過敏に反応して炎症を起こしてしまったりといったことがあるかもしれません。また、整理中は肌の水分量が落ちてしまうため乾燥しやすく、その点からも脱毛には良いタイミングとはいえません。
感染症の危険性
生理中は免疫が低下しており、感染症にかかりやすいというリスクもあります。
また、感染症は経血を介して広がることがあるため、自分が感染症にかかるだけでなく周囲に広げてしまう危険性もあります。ナプキンをしていても、体勢を変えたときに経血が漏れてしまったり、長時間寝転がっていることで伝い漏れしてしまったりすることがないとは言い切れません。ベッドや脱毛機器に経血が付着し、それを他の人が触ってしまい感染症が広まることもあり得ます。
痛みを強く感じる可能性がある
レーザー脱毛は熱を利用して脱毛をしていくため、施術時にどうしても痛みが伴います。その痛みは「輪ゴムでパチっとはじかれたような痛み」などとよく表現されます。毛が濃いところはさらに痛みを感じやすいので、この表現以上に痛いと感じることもあるでしょう。
生理中は肌が特にデリケートな状態になっており、ちょっとした刺激にも反応しやすくなっています。そのため、通常時と比べて施術の痛みを強く感じてしまうことがあるのです。
脱毛効果に影響が出る可能性がある
生理中の施術は、脱毛効果にも影響が出ることがあります。脱毛は毛周期に合わせて進めていきますが、毛周期はホルモンバランスの乱れによって変化することがあります。本来なら脱毛効果が得られるはずだった時期でも効果が表れにくい場合があり、脱毛がスムーズにいかないこともあるのです。
また、生理中は照射時の痛みを感じやすいため、痛みを抑えるために照射出力を下げることがあります。それによっても脱毛効果は下がってしまいます。
予約日に生理がきたらクリニック・サロンへ必ず連絡を
脱毛の予約日と生理が重なっていることに気づいたら、早めにクリニックに連絡を入れてキャンセル処理を行いましょう。VIO以外の部位であれば施術が可能なクリニックもありますが、肌トラブルや効果を考えると、避けるのが無難です。
キャンセル時の連絡方法、およびそれに対する処理方法はクリニックによって異なるので、確認しておきましょう。ここでは、代表的な方法を紹介します。
電話で連絡
キャンセルの方法としては、電話連絡がオーソドックスかつ、確実な方法です。後述するオンラインでのキャンセル連絡の場合、タイミングによってはクリニックに伝わるのが遅れることもあります。
予約日当日や直前のキャンセルの場合は、電話で直接やりとりする方が確実といえるでしょう。基本的には施術をするクリニックに電話をすることになりますが、大手クリニックの場合はキャンセル連絡用の電話番号を設けているところもあります。
Webサイト・アプリから連絡
クリニックが専用のアプリやWebサイトを運営している場合には、そこからキャンセル連絡を入れられるケースもあります。自分のアカウントにログインし予約内容を確認する画面にアクセスすると、そこでキャンセル手続きについて説明されていることが多いです。画面に沿って進めていけば、キャンセル手続きが完了します。
ギリギリになるとクリニック側の確認が間に合わないこともあるので、なるべく早めに手続きしましょう。
キャンセル料がかかるケースもあるので注意
生理によるキャンセルでも、直前の場合にはキャンセル料が発生することもあります。例えばKANNO’A.clinicの場合は、予約前日18時までに連絡を入れればキャンセル料はかかりません。しかし、それ以降になると1回分の消化か、1万円のキャンセル料が発生します。
またKANNO’A.clinicでは、15分以上の遅刻でも1回分消化となります。15分以内の遅刻であっても、予定されている時間内での施術になるので照射範囲が狭まってしまうので要注意です。なお、うなじおよび脇(30 分未満の施術)に関しては5分以上の遅刻で1回分消化となるので、お気を付けください。
ただし、体調不良などやむを得ない理由の場合には、病院の領収書など証明となる書類があれば振替などで対応可能です。
生理中にVIO・ヒップ以外の箇所を脱毛する場合、何に気を付ける?
生理中の脱毛は肌トラブルや効果の面からおすすめできませんが、時にはどうしてもスケジュールの都合で受けざるを得ないこともあるでしょう。サロンの場合は断られることがほとんどですが、クリニックであれば生理中でもVIO、ヒップ以外の施術なら受け付けてくれるところはあります。
施術を受ける際は、必ずスタッフに生理中であることを伝えましょう。生理中は痛みに敏感になっていますが、レーザーの出力を変えてもらうことで痛みを調整できることがあります。
また、経血漏れを防ぐために夜用ナプキンやタンポンの使用をおすすめします。通常、施術時には専用のショーツやガウンに着替えることが多いですが、生理中と伝えれば自分のショーツをそのまま履いておけるケースが多いです。
脱毛のベストタイミングは?
生理周期を利用して、脱毛効果を最大限に活かせるタイミングがあります。
脱毛の予約をするときには次の生理のタイミングを確認した上で行うと、キャンセルの心配もなく、効果も感じられるので効率的です。生理周期を記録してくれるアプリなどを活用しながら、自分の生理のサイクルを把握して、スケジュールを立てましょう。
以下で詳しく紹介します。
生理前は体調を崩すこともあるので控えよう
生理中だけでなく、実は生理前の脱毛もあまりおすすめできません。
生理前はホルモンバランスが不安定で、体調に変化が出やすいタイミングだからです。特に生理が始まる3~10日前は月経前症候群(PMS)が現れやすい時期ですので、体調を崩しやすかったりストレスを感じやすかったりします。
また、生理前は肌も敏感になっています。ちょっとした刺激が肌トラブルにつながることもあり、脱毛時のレーザーに過敏に反応し炎症につながってしまうこともあります。リスクを避けて施術するには、生理前もなるべく避けるようにしましょう。どうしても生理前に施術をしたい場合には、自分の体調とよく相談してください。
脱毛は生理後3〜10日後がベスト!
脱毛に最適といえるタイミングは、生理後3~10日です。生理後のこの時期には、子宮内膜を厚くするためにエストロゲンという女性ホルモンが多く分泌されます。その作用で副交感神経が活発になり、精神的に安定して気持ちが上向きになる時期です。新陳代謝も活発になり、血行が促されるため肌の状態も安定しやすくなります。
この時期を過ぎると、排卵を促すホルモンが分泌されるようになります。そのホルモンバランスの変化により心身ともに不安定になるので、外部からの刺激に過敏に反応してしまうかもしれません。以上を踏まえ、生理が終わった後の3~10日間を狙って脱毛することをおすすめします。
生理と脱毛にまつわるよくある質問
最後に、生理と脱毛についてよくある質問とその回答をまとめます。
生理中、および生理の前後は心身ともに普段とは異なる状態になりやすい時期です。その時期に脱毛をすると狙ったような脱毛効果が得られないだけでなく、炎症などのリスクもあるので特に気を付ける必要があります。
自分の体を労わりつつ、効果をしっかり引き出しスムーズに脱毛を進めていくためにも、下記の点を確認しておきましょう。
生理の終わりかけなら施術できる?
生理の終わりかけであっても、完全に終わってはいないので、脱毛には慎重になる必要があります。出血の可能性があるため、VIOおよびヒップの施術は基本的にはクリニックでもサロンでもできません。
クリニックであればVIO以外の部位は施術できることがありますが、前述の通り肌トラブルや感染症のリスクがあるため、あまりおすすめできません。
脱毛のタイミングは、生理が完全に終わってから、3~10日以内がベストタイミングといえるでしょう。
生理中であることを黙って脱毛を受けてもいい?
たとえ隠していても、生理中の場合はスタッフや看護師が気づくことが多いです。VIO以外であっても、黙って施術を受けることはおすすめしません。
生理中は肌トラブルや体調不良を起こしやすい時期です。万が一、体調不良になったときに適切に処置してもらうためにも、生理中であることはスタッフに伝えておきましょう。可能なら、早めに連絡をして予約日を変えてもらうのがベターです。
生理中の脱毛はナプキンを付けていて問題ない?
スケジュール上、やむを得ず生理中に脱毛を行うことになった場合は、ナプキンを着けたままでも問題ありません。通常は、施術の前には紙ショーツに履き替え、その上から専用の服やガウンを着ます。
しかし、生理中の場合は紙ショーツに履き替える必要はなく、自分のショーツのまま施術が受けられます。あらかじめスタッフに伝えた上で、施術に臨みましょう。なお、体勢を変えたときに経血が漏れてしまうこともあるので、夜用ナプキンにするなどの対策をすることをおすすめします。
まとめ:臨機応変に対応できるクリニックで効果的な脱毛体験を!
今回の記事では、生理中の脱毛についてその注意点やNG事項をお伝えしました。
サロンの場合は生理中は脱毛を断られることが多いですが、クリニックならデリケートゾーン以外なら施術可能なことも多いです。例えばKANNO’A.clinicではショーツで覆われているVIO、ヒップ以外であれば施術できます。
生理中の脱毛について詳細が知りたい方は、ぜひKANNO’A.clinicのカウンセリングにお越しださい。
KANNO’A.clinicでは、より短時間で効果を期待できるGentleMax ProPlusという脱毛機械を全院で採用しています。生理中の施術であっても短い時間でテンポ良く施術ができるので、より少ないストレスで施術を受けていただけます。
美容医療において大事なことは患者様にご満足頂き、皆様の生活の質を向上させることは勿論のこと、安全に医療を提供することだと思います。
今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。
まずはお気軽にご来院下さい。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
◆資格・所属学会
日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許