脱毛を始める時期はいつがいい? 脱毛効果や毛周期、紫外線の関係性も解説- 医療脱毛ならカノアクリニック
「医療脱毛を始めようと考えているけれど、いつから始めればよいのか分からない」と悩む方もいるでしょう。脱毛を始めるに当たっては「できることなら短期間で効率よく、脱毛効果を実感したい」と望む方も多いです。
そこで本記事では、脱毛を始めるおすすめの時期を、脱毛効果や毛周期、紫外線との関係性を踏まえて解説していきます。他にも注意点や避けた方がよい時期についても説明していますので、脱毛を始める時期で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
<目次>
脱毛を始める時期
脱毛をスタートするベストな時期はいつなのでしょうか。
いつから始めようかお悩みの方に、おすすめの脱毛開始時期とその理由を分かりやすく紹介します。脱毛を始める前にぜひ参考にしてみてください。
脱毛を始める時期は秋冬がベスト
脱毛サロンやクリニックの繁忙期は、6~9月といわれています。暑くなって肌の露出が増える夏に向けて脱毛を希望する方が増えるためです。
しかし脱毛効果や毛周期、紫外線の関係性なども考慮すると、できれば秋冬(10〜12月)から脱毛をスタートするのがベストです。予約も比較的取りやすいため、スムーズな脱毛スケジュールを立てられます。
医療脱毛の場合でも、1回の施術だけでは脱毛効果を感じにくいです。毛周期に合わせて2カ月〜半年(2〜4回)程度施術を重ねることで、脱毛効果をより実感できるようになります。毛周期は部位によっても異なるため、カウンセリング時に相談してみてください。
また、一年の中でも紫外線量が比較的少なく、日焼けしにくいのも秋冬がおすすめな理由の一つです。日焼けをしてしまうと脱毛効果が減ってしまったり、やけどや炎症の原因になったりします。肌トラブルを避けるためにも、日焼けしにくい秋冬を選ぶのがおすすめです。
春夏に脱毛を始めるのはNG?
「春だから何か新しいことを始めたい」「夏に向けて脱毛をしたい」と考える方も多いでしょう。
春夏から脱毛を始めるのであれば、紫外線量や日焼けには注意が必要です。紫外線量は3月頃から強くなり始め、5月頃にピークを迎えます。6月から8月頃は気温が高くなり、肌の露出も増えるため日焼けを避けるのが難しいです。
さらに脱毛の前後2週間は日焼け厳禁であるため、旅行や遊びの予定を考慮した脱毛プランを立てる必要があります。一般的に6~9月が脱毛サロンやクリニックの繁忙期であるため、思った通りに予定を立てられない可能性もあります。
詳しくは後ほど解説するので、春夏の脱毛を検討中の方は参考にしてみてください。
医療脱毛を始める時期の決め方と理由
脱毛を始める時期の決め方は人それぞれです。自分にぴったりの開始時期を選択しましょう。
ここからは医療脱毛を始める時期の決め方と、その理由について紹介します。悩んだ際は参考にして開始時期を検討してみてください。
脱毛効果や毛周期を考慮して逆算する
まずは脱毛を完了させたい時期から逆算して、始める時期を決めるのがおすすめです。その際、脱毛効果や毛周期も考慮して計算してください。
毛周期は成長期・退行期・休止期の3つの期間に分類できます。3つの期間を繰り返すことで毛が生えてくる仕組みです。毛周期には個人差がある上、部位によっても異なりますが、2~3カ月で一周することが多いです。通常は3つの期間のうち脱毛効果が出やすい「成長期」に合わせて、2~3カ月に1回のペースで脱毛を行います。
例えば10月から2カ月に1回のペースで脱毛を始める場合、施術月は10月・12月・2月・4月・6月となります。肌の露出が増える6月から8月までに、5回も施術が受けられます。部位や毛の濃さにもよりますが、ムダ毛はほぼ目立たない状態になっていることが多いでしょう。
ただし生理中は肌トラブルを避けるためにも、施術できないケースがあります。施術予定日に生理が被ってしまったり、急な予定が入ったりすれば多少スケジュールがずれてしまう可能性があるということにも留意しておいてください。
紫外線量や日焼けを考慮する
紫外線量や日焼けに考慮して脱毛の時期を決めるのも一つの手です。
脱毛期間中は、紫外線量や日焼けに気を付けなければなりません。レーザー脱毛や光脱毛は、毛のメラニン色素に反応して脱毛効果を発揮します。日焼けしてメラニン色素が増えた肌にレーザーや光を照射すると、肌のメラニン色素にも反応してしまい、やけどや炎症を引き起こすリスクが生じます。
また脱毛後の肌はデリケートなため、シミや色素沈着などの肌トラブルが起こりやすい状態です。脱毛による肌トラブルを起こさないためにも、紫外線量の少ない秋から冬にかけて脱毛を開始するのがおすすめです。
なお紫外線が強いのは、真夏の7~8月だけではありません。紫外線は3月頃から強くなり始め、5月頃にピークを迎えます。春は紫外線量、夏は肌の露出が増えることで日焼けしやすくなるため、脱毛を始める時期としてはあまり向いていません。
秋冬であれば紫外線量が減り、肌の露出も少なくなることで日焼けもしにくいでしょう。
脱毛期間中の自己処理の仕方を知る
脱毛期間中にできる自己処理方法を知っておくことも、脱毛開始時期を決める上では大切です。
脱毛するには毛根を残しておく必要があるため、脱毛前の自己処理で毛抜きやワックスを使用するのは厳禁です。カミソリや除毛クリームによる自己処理も刺激が強いので、肌トラブルの原因になることもあります。
脱毛期間中の自己処理には、電気シェーバーを利用するのが理想的です。しかし夏は露出が増えるため、処理範囲が広くなったり、頻度が多くなったりします。広範囲を電気シェーバーで小まめに処理するのは、時間と手間がかかってしまいます。
また、脱毛の施術直後の肌は、バリア機能が弱まったデリケートな状態です。肌トラブルが発生しやすくなるため、自己処理はしばらく控えて肌を休ませる必要があります。
夏は肌の露出が多くなる分、自己処理回数を減らして肌を休ませることはなかなか難しいでしょう。秋冬であれば、肌の露出も少なくなるため自己処理の回数を減らすこともできます。
繁忙期や予約の取りやすさを考える
繁忙期や予約の取りやすさも考慮して開始時期を決めるのもおすすめです。
6~9月の夏場は肌の露出が増えることで脱毛の予約が集中しやすく、脱毛サロンやクリニックは繁忙期を迎えます。繁忙期になると予約が取りにくくなってしまうことが多く、理想の脱毛スケジュール通りに進められない場合もあります。
一方、脱毛クリニックやサロンの閑散期は、10~12月であることが多いです。比較的予約が取りやすいため、脱毛スケジュール通りに施術を受けられる可能性が高いでしょう。
また秋冬にかけて割引キャンペーンを行うところも増える傾向にあります。夏よりもお得に脱毛できるというメリットも、秋冬が脱毛を始める時期としてぴったりな理由です。
保湿のしやすさや肌のコンディションを考える
脱毛を開始する際は、保湿しやすく、肌のコンディションを整えやすい時期を選ぶようにしましょう。
夏場は日焼けや紫外線、自己処理回数の増加による肌トラブルが発生しやすい時期です。またエアコンの使用によって肌が乾燥しますが、汗をかきやすいためすぐに保湿剤が流れてしまいます。
夏場と比べて秋冬は露出が減るため自己処理の回数も少なく、日焼けもしにくいため肌トラブルが起こりにくいです。肌が乾燥しやすいというデメリットもありますが、汗をかきにくいため保湿剤が肌に留まりやすいという特徴もあります。
肌トラブルの程度がひどい場合は、脱毛を中断しなければならないこともあるため、肌のコンディションが整いやすい時期に脱毛を開始するのがおすすめです。
脱毛を始める年齢や時期の注意点
脱毛を始めるのに適した年齢はあるのでしょうか。脱毛を始める年齢や時期による注意点も紹介します。
「これから脱毛をしようと考えているけれど、自分の年齢や、想定している時期でも大丈夫な?」という不安がある方は参考にしてみてください。
未成年の脱毛の注意点
脱毛には明確な年齢制限がないため、未成年でも施術を受けることは可能です。
しかしホルモンバランスが安定していない思春期は、毛周期が一定ではないので、脱毛しても新たな毛が生えてくることがあります。さらに子どもの場合は大人と比べて毛が細く薄いため、レーザーや光が毛のメラニン色素に反応しにくく、脱毛効果を十分に発揮できない傾向にあります。脱毛完了までに大人よりも多くの施術回数が必要になることは理解しておきましょう。
また年齢によっては肌組織が十分に成長しておらず、やけどや炎症などのダメージを受けてしまうリスクがあります。
脱毛に年齢制限はありませんが、サロンやクリニックによっては対象年齢を18歳以上に設定しているところもあります。年齢に不安がある場合は、事前に施術可能な年齢か確認しておきましょう。
白髪がある箇所を脱毛する際の注意点
脱毛サロンやクリニックの多くは利用者の年齢上限を設けていないため、何歳まででも施術を受けられます。
しかし、白髪にはメラニン色素がないため、レーザーや光での脱毛はできません。例え白髪を黒染めした場合でも、根元まで黒色に染められる訳ではないので、十分に脱毛効果を発揮できないでしょう。脱毛に使用されるレーザーや光は、毛の黒いメラニン色素に反応し毛根の細胞を破壊することで脱毛効果を発揮する仕組みだからです。
レーザーや光での脱毛はできませんが、ニードル脱毛であればメラニン色素がない白髪の状態でも脱毛が可能な場合もあります。毛根に電気を流して発毛組織を破壊するため、メラニン色素の有無は関係ありません。
レーザーや光での脱毛を検討しているのであれば、脱毛したい箇所に白髪が多くなる前に始める方がおすすめです。
脱毛を始める時期の注意点
脱毛を始める時期を決める際、季節以外にも自分のコンディションにも配慮する必要があります。施術を避けた方がよい時期やどのような点に配慮するべきなのかを紹介するので、参考にしてみてください。
生理周期を避ける
脱毛スケジュールを組む前に、自分の生理周期も確認しておきましょう。
生理中はホルモンバランスが崩れやすいため、脱毛による肌トラブルが起こったり、痛みを感じやすくなったりする点に注意が必要です。また部位によっては、予定通りの施術が難しくなることもあります。特にVIOは衛生上の問題もあり、施術ができません。
生理が終了した日から4~6日後が、脱毛を再開するのにベストなタイミングです。この時期になると肌の水分量やハリが増えることで肌の状態が安定します。
予約をキャンセルせずに済ませるためにも、生理周期を把握し予約日を決めるようにしましょう。また生理になったことが判明した場合は、早めにクリニックやサロンへ連絡し、予約日を変更をしてください。
妊娠中を避ける
妊娠期間中も脱毛は避けましょう。妊娠中はホルモンバランスが乱れやすいです。これにより体毛が増えたり、毛周期が乱れたりすることもあるため、基本的には施術できません。また肌の状態が不安定になり、炎症や色素沈着などの肌トラブルが起こる可能性が高くなります。
脱毛を再開できる時期の判断は、サロンやクリニックによってさまざまで、「産後生理が再開してから」「産後〇カ月以降」など規定が異なります。
脱毛期間中に妊娠が発覚した場合、残りの期間がどうなるのかについては各サロンやクリニックに確認するのがおすすめです。妊活中でこれから脱毛を検討している方は、あらかじめサロンやクリニックに妊娠した場合の扱いについて相談し、十分に確認をしておくとよいでしょう。
詳細はカウンセリングで相談する
「旅行やレジャー、習い事の予定が決まっている」「結婚式や新婚旅行など、大きなイベントを控えている」という場合は、カウンセリング時にスケジュールの立て方を相談するのがおすすめです。
予定やイベントを毛周期と併せて確認しておくと、最適な脱毛スケジュールを組むことが可能になります。より効率的に脱毛を完了させるためも、プロに意見をもらうことが大切です。
脱毛を完了させたい時期から逆算してスケジュールを組んで施術を行っていくため、大切な予定やイベントをベストコンディションで迎えられます。大切な日をより楽しめるよう、できるだけ早めに相談しておくとよいでしょう。
脱毛時期に迷ったらKANNO’A.clinicで相談を
脱毛を始める時期に迷ったら、KANNO’A.clinicにご相談ください。お客様の予定やイベントに合わせて適切な脱毛スケジュールを組むため、最適なコンディションで当日を迎えられます。また妊娠が発覚した場合は、予約をキャンセルとさせていただきますが、出産後1年間の休会を経て再開可能です。
KANNO’A.clinicでは施設内の全ての脱毛機器を、ジェントルシリーズで最新のGenteMax Pro Plus(ジェントルマックスプロプラス)で統一しております。脱毛効率が高い脱毛機なので、一般的なエステ脱毛よりも高い照射力で施術し、およそ5回以上の施術で半永久的に脱毛することが可能です。
比較的短時間・短期間で高い脱毛効果を実感しやすいのも特徴です。平日も20時まで営業しているので、仕事帰りにも施術可能で予約を取りやすいのも、お喜びいただいているポイントです。
まとめ
脱毛を始める時期は、比較的予約を取りやすい10~12月の秋冬がおすすめです。しかし個人的な事情や希望があれば、紫外線量や日焼けなどに注意しておけば春や夏から始めても問題ありません。他にも生理期間や妊娠期間など配慮が必要な期間は避け、自分に合った脱毛スケジュールを組んでみましょう。
脱毛をいつから始めるか時期やスケジュールの組み方に迷ったら、KANNO’A.clinicの医療脱毛の無料カウンセリングへぜひ気軽にお問い合わせください。
美容医療において大事なことは患者様にご満足頂き、皆様の生活の質を向上させることは勿論のこと、安全に医療を提供することだと思います。
今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。
まずはお気軽にご来院下さい。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
◆資格・所属学会
日本医学脱毛学会(医師会員)/日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/歯科医師免許