永久脱毛の仕組みとは?医療脱毛で毛の悩みを解消- 医療脱毛ならカノアクリニック

永久脱毛の仕組みとは?医療脱毛で毛の悩みを解消- 医療脱毛ならカノアクリニック

 

現代では、ムダ毛の処理にかかる手間を減らし、肌を滑らかに保つために医療脱毛を選ぶ人が増えています。その中でも、永久脱毛は特に人気が高く、効果が長期的に持続することで知られています。しかし、永久脱毛とはどのようにして実現されるのでしょうか?その仕組みを理解することで、医療脱毛の効果をより実感しやすくなり、また自分に最適な施術を選ぶ手助けとなります。本記事では、永久脱毛の仕組みやそのメカニズムについて、詳しく解説します。

 

 

<目次>

永久脱毛の仕組みとは?医療脱毛で毛の悩みを解消- 医療脱毛ならカノアクリニック

永久脱毛とは?

 

まず、永久脱毛とは何かを明確にしておくことが重要です。永久脱毛は、米国食品医薬品局(FDA)によって「脱毛後1年経過した時点で、毛が80%以上再生していない状態」と定義されています。つまり、永久脱毛といっても完全に毛が生えなくなるわけではなく、残った毛も非常に細くなったり、目立たなくなったりすることが一般的です。永久脱毛の主な目的は、毛の再生を大幅に減少させ、日常のムダ毛処理をほとんど必要としない状態を作り出すことです。

 

 

永久脱毛の仕組み

 

永久脱毛の仕組みとは?医療脱毛で毛の悩みを解消- 医療脱毛ならカノアクリニック

 

永久脱毛の仕組みは、毛根にダメージを与えることによって毛の再生を抑えることにあります。主な方法として、レーザー脱毛と針脱毛の2つがあり、どちらも医療機関で行われる医療脱毛に分類されます。

 

 

レーザー脱毛

レーザー脱毛は、医療脱毛の中で最も一般的な方法です。レーザー脱毛の仕組みは、毛のメラニン(色素)に反応する特定の波長のレーザーを使用することで、毛根に熱を加え、その機能を破壊します。この破壊によって、毛が再生しにくくなります。

 

 

  • メラニン色素に反応:レーザーは毛根のメラニン色素に吸収され、熱エネルギーに変換されます。この熱が毛根の細胞を破壊し、毛の再生を抑制します。
  • 成長期の毛に効果的:レーザー脱毛は、特に毛が成長している「成長期」の段階で最も効果を発揮します。この時期の毛根には特に、レーザーが十分なダメージを与えることができます。
  • 複数回の施術が必要:すべての毛が同時に成長期にあるわけではないため、レーザー脱毛では通常、数回の施術が必要です。部位によっても異なりますが、一般的に5〜8回の施術で効果を実感できます。

 

(医療脱毛と毛周期の関係とは?効果的な脱毛のために知っておきたい知識を解説:https://www.kannoa.clinic/column/1727408185-229429)

 

 

針脱毛

針脱毛(ニードル脱毛)は、毛穴に細い針を挿入し、毛根に電流を流すことで毛根を直接破壊する方法です。この方法は、一つひとつの毛穴に対して行うため、レーザー脱毛よりも時間がかかりますが、すべての毛に対応できるという利点があります。

 

 

  • 毛根を直接破壊:電気脱毛は毛根に直接電流を送るため、毛の色や太さに関わらず確実に毛根を破壊することができます。
  • 効果は確実:電気脱毛は、レーザー脱毛と比べて少し時間がかかりますが、永久脱毛としての効果が非常に高いです。特に、白髪や色素が薄い毛にも対応可能です。
  • 痛みが強いことも:電気脱毛は毛穴ごとに施術を行うため、痛みが伴うことがあります。施術時間も長くなりがちですが、少ない回数で確実に毛を減らすことができます。

 

 

永久脱毛の効果を左右する要因

 

永久脱毛の仕組みとは?医療脱毛で毛の悩みを解消- 医療脱毛ならカノアクリニック

 

永久脱毛の効果は、いくつかの要因に左右されます。これらの要因を理解しておくことで、より効率的に脱毛を進めることが可能になります。

 

 

毛周期

毛は「成長期」「退行期」「休止期」という3つの段階で生え変わるサイクルを持っています。レーザー脱毛は、特に成長期の毛に対して効果が高いため、複数回の施術が必要です。

 

 

  • 成長期:この時期に施術を行うと、レーザーや電気が毛根にしっかり届き、毛の再生を抑制します。
  • 退行期・休止期:この時期に施術を行っても、毛根が活動していないため、効果が薄いです。そのため、毛が再び成長期に入るタイミングで施術を行うことが重要です。

 

 

毛の太さと色

毛の太さや色も、永久脱毛の効果に影響を与えます。レーザー脱毛はメラニンに反応するため、太くて濃い毛に対しては特に効果が高いですが、薄い毛や色素が少ない毛には効果が出にくいことがあります。電気脱毛は、毛の太さや色に関係なく効果を発揮するため、色素の薄い毛にはこの方法が適しています。

 

 

肌質

肌の色や質感も、脱毛の効果や安全性に影響を与えます。肌が明るい人はレーザー脱毛の効果が出やすい一方、肌が濃い人はレーザーが肌の色素に反応してしまうため、適切なレーザーの波長を使用する必要があります。また、肌が乾燥していると施術後に炎症が起こりやすくなるため、保湿ケアをしっかり行うことが大切です。

 

 

永久脱毛の副作用とリスク

 

医療脱毛は、安全で効果的な脱毛方法ですが、副作用やリスクがないわけではありません。適切なケアや施術を受けることで、これらのリスクを最小限に抑えることが可能です。

 

 

炎症や赤み

施術後、肌に赤みや腫れが生じることがあります。これはレーザーや電流が毛根に熱を加えることで起こる一時的な炎症で、通常は数日で治まります。しかし、施術後のケアが不十分な場合、炎症が悪化することもあります。

 

 

  • ケア方法:冷却パックや保湿クリームを使用して、炎症を抑えることが大切です。医師の指示に従い、適切なケアを行いましょう。

 

 

色素沈着

肌が弱い人や色素が濃い人は、施術後に色素沈着が起こることがあります。これは、レーザーが肌のメラニンにも影響を与えるためで、特に日焼けした肌や色素の濃い肌には注意が必要です。色素沈着は、特に顔やVIOなど肌がデリケートな部位で起こりやすいですが、施術後のケアと注意で予防できます。

 

 

  • 予防策:施術後は日焼けを避け、日焼け止めを使用することが重要です。また、施術前後の肌は敏感になっているため、強い化粧品や刺激の強いケア用品は避けましょう。色素沈着が見られた場合は、医師に相談し、適切な治療を受けることが推奨されます。

 

 

火傷

レーザー脱毛は、毛根に熱を与えるため、適切な設定が行われていない場合、火傷のリスクがあります。特に、肌がデリケートな部位や、色素が濃い肌の方は注意が必要です。

 

 

  • 火傷を防ぐための施術方法:信頼できるクリニックで、経験豊富な医師や技術者による施術を受けることが、火傷のリスクを最小限に抑えるための最善の方法です。レーザーの出力を適切に調整し、患者の肌の状態に合わせた施術が求められます。

 

 

毛嚢炎

毛嚢炎(もうのうえん)は、毛穴に炎症が起こる症状で、医療脱毛後に起こることがあります。これは毛穴が一時的に開き、そこに細菌が入り込むことによって発生することが多いです。特に、汗をかきやすい部位や、肌が乾燥しがちな部位に発生しやすいです。

 

 

  • 予防策と対策:施術後は、施術部位を清潔に保ち、保湿を徹底することが重要です。毛嚢炎が発生した場合、軽度であれば自然に治癒することが多いですが、悪化した場合は医師に相談し、抗生物質や抗炎症剤の処方を受けることが推奨されます。

永久脱毛の仕組みとは?医療脱毛で毛の悩みを解消- 医療脱毛ならカノアクリニック

永久脱毛のメリット

 

医療脱毛による永久脱毛には、さまざまなメリットがあります。日常的なムダ毛処理から解放されるだけでなく、肌の美しさを保ち、長期的に時間と手間を節約することができます。

 

 

手間のかかるムダ毛処理からの解放

シェービングやワックス脱毛などの一時的なムダ毛処理は、すぐに毛が再生するため、頻繁に行う必要があります。これに対して、永久脱毛は毛根を破壊し、再生を抑制するため、日常的なムダ毛処理から解放されます。

 

 

  • 時間の節約:自己処理にかける時間を大幅に減らすことができ、肌への負担も軽減されます。長期的に見れば、永久脱毛は時間とコストの面でも非常に効果的です。

 

 

肌トラブルの軽減

自己処理によるカミソリ負けや埋没毛などのトラブルを回避できる点も大きなメリットです。医療脱毛では、毛根そのものを破壊するため、再生する毛が少なくなり、自己処理によるトラブルが減ります。

 

 

  • 埋没毛の予防:埋没毛は、シェービングやワックス脱毛の際に毛が皮膚内に埋まることで起こります。医療脱毛を行うことで、埋没毛のリスクを軽減でき、肌の健康を保つことができます。

 

 

肌が滑らかに保たれる

医療脱毛後は、毛穴が目立たなくなり、肌が滑らかになるという美容効果も期待できます。特に、脇やVIOラインなど、毛が濃い部位では、毛が減ることで肌のトーンが明るく見え、清潔感が増すというメリットがあります。

 

 

永久脱毛のデメリットと注意点

 

永久脱毛には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意点も存在します。施術を受ける前に、これらのポイントについても理解しておくことが大切です。

 

 

コストがかかる

永久脱毛は、一般的なシェービングやワックス脱毛に比べて初期費用が高いことが挙げられます。医療機関での施術には専門的な機器や技術が必要であり、また複数回の施術が必要なため、総額が高くなることが多いです。

 

 

  • 長期的なコストパフォーマンス:初期費用は高いものの、自己処理にかかる時間や手間を考慮すれば、長期的には費用対効果が高い投資と言えるでしょう。

 

 

痛みが伴う

永久脱毛には、一定の痛みが伴います。特に、レーザー脱毛や電気脱毛では、毛根にダメージを与えるため、部位や肌質によっては痛みを感じやすくなります。痛みに弱い方や、特に敏感な部位では、麻酔クリームを使用することも検討する必要があります。

 

 

  • 痛みを軽減する方法:施術前にクリニックで麻酔クリームを処方してもらったり、リラックスできる環境で施術を受けることで痛みを軽減できます。

 

 

肌質に合わない場合がある

すべての肌質や毛質に対して同じ効果が得られるわけではありません。特に、色素の薄い毛や日焼けした肌の場合、レーザー脱毛では効果が出にくかったり、リスクが高まることがあります。

  • クリニックでの事前相談:事前に医師やカウンセラーとしっかり相談し、自分の肌や毛の状態に最適な脱毛方法を選ぶことが重要です。

 

 

KANNO'A.clinicのアフターケア

 

KANNO'A.clinicでは、最新の熱破壊式脱毛器「Gentle Max Plo Plus(ジェントルマックスプロプラス)」を駆使した医療脱毛を提供しており、患者様一人ひとりの肌質や毛質に合わせた施術を行っています。永久脱毛においても、最適な施術スケジュールと、痛みを軽減するための対策を徹底しています。施術後のアフターケアも充実しており、赤みや炎症が生じた際には迅速に対応いたします。一人ひとりの肌質や毛の状態にあったカスタマイズプランを提案し、長期的に美しい肌を維持できるようサポートします。安心して永久脱毛を受けたい方は、ぜひKANNO'A.clinicの無料カウンセリングへお越しください。

 

永久脱毛の仕組みとは?医療脱毛で毛の悩みを解消- 医療脱毛ならカノアクリニック

 

著者: KANNO'A.clinic 福岡天神院 院長 鈴木大介
コメント:

%%title%%

美容医療において大事なことは患者様にご満足頂き、皆様の生活の質を向上させることは勿論のこと、安全に医療を提供することだと思います。
今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。

まずはお気軽にご来院下さい。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。

 

◆資格・所属学会

日本形成外科学会 専門医日本美容皮膚科学会 正会員日本創傷外科学会 正会員日本形成外科手術手技学会 正会員日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許

おすすめ記事