介護脱毛とは? 脱毛方法やポイント、メリット・デメリットなど詳しく解説- 医療脱毛ならカノアクリニック

介護脱毛とは? 脱毛方法やポイント、メリット・デメリットなど詳しく解説- 医療脱毛ならカノアクリニック

 

従来は美容としての側面が強かった脱毛ですが、近年は介護脱毛が注目を集めています。介護脱毛とは将来的な介護を見据え、あらかじめデリケートゾーンを脱毛しておくことです。介護脱毛によって肌トラブルのリスクを抑え、介護負担の軽減が可能です。介護が必要になる前でも自己処理の手間を減らせるといったメリットがあります。


本記事では介護脱毛の意味や方法、メリット・デメリットを解説します。併せて介護脱毛に関する質問と回答を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

<目次>

介護脱毛とは? 脱毛方法やポイント、メリット・デメリットなど詳しく解説- 医療脱毛ならカノアクリニック

介護脱毛とは? 脱毛方法やポイント、メリット・デメリットなど詳しく解説- 医療脱毛ならカノアクリニック
介護脱毛とは?

 

介護脱毛とは将来介護を受ける場合に備えて、あらかじめVIOを脱毛しておくことを指します。介護を受ける際はトイレでの排泄介助、おむつの交換、入浴のサポートなどで、デリケートゾーンを見られる場面もあるでしょう。VIOを脱毛しておけば、介護に関わるデリケートゾーンの悩みの軽減に効果的です。清拭(入浴の代わりに身体を拭くこと)や排泄後の拭き取りにかかる手間を減らせるため、清潔な状態を保ちやすくなります。

 


介護脱毛の方法は主に2つ

介護脱毛の方法は大きく分けて光脱毛と医療レーザー脱毛の2つです。光脱毛は主にエステサロンや家庭用脱毛機で用いられる方法です。メラニン色素に反応する光を肌に照射し、毛根にダメージを与えて発毛を抑制します。


医療レーザー脱毛は医療機関でのみ施術できる方法です。レーザーで毛根を破壊し、毛が生えないようにします。発毛を抑制するだけの光脱毛の場合、施術後に時間がたってから再び毛が生え始めてしまう場合があります。一方、医療レーザー脱毛なら一度破壊した毛根からは再び毛が生えてこないため永久脱毛が可能です。介護脱毛は長期的な脱毛効果が期待できる医療レーザー脱毛がおすすめです。

 


介護脱毛のポイント

介護脱毛のポイントは3つあります。1つめのポイントは、介護脱毛は近年注目されているものの、全員が必ずしなければならない施術ではないということです。将来に備えて介護脱毛を受けるかどうかは個人の考え方によって決めると良いでしょう。後述する介護脱毛のメリット・デメリットも検討の際に参考にしてみてください。


介護脱毛をするとしても、完全に毛をなくし切る必要はないこともポイントです。毛の量を減らしたり、生える範囲を狭めたりするだけでも介護の負担を軽減できます。


また、介護脱毛の需要は年々増加傾向にあることもポイントです。身近な人の介護を経験したことで将来自分が介護を受ける状況を想像し、あらかじめ介護脱毛を受けておこうと考えるケースも少なくありません。

 


介護脱毛3つのメリット
 

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介護脱毛にはメリットとデメリットがあります。自分が介護脱毛を受けるべきか検討する際は、まずはメリットを把握しておく必要があるでしょう。介護脱毛のメリットは下記の通りです。

 

  • 介護の負担を軽減できる
  • 肌トラブルを避けられる
  • 衛生的で清潔な状態を保ちやすい

 

以下でそれぞれ解説します。

 


1.介護をする側とされる側双方の負担を軽減できる

介護脱毛をしておくと介護する側、される側双方の負担を軽減できます。介護脱毛による介護する側のメリットは介護時間の短縮ができること、拭き取りの負担を軽減できることなどです。自力でトイレへ行くことが難しい状況だと、排泄の介護を受ける必要があります。デリケートゾーンの毛が多い状態では、排泄後の拭き取りに手間がかかりやすいでしょう。


介護される側のメリットは介護に必要な時間が短縮されるため、恥ずかしさが減り心理的負担が軽減される点です。介護を受ける際は介護をする人に迷惑がかかってしまうのではないかと申し訳なく思う方も珍しくありません。介護脱毛によってデリケートゾーンの毛量を減らしておけば、匂いや蒸れも発生しにくくなり気分が楽になるでしょう。

 


2.肌トラブルを避けられる

介護脱毛によって肌トラブルのリスクを軽減できます。排泄後の拭き取りが不十分だと、赤みや痒みなどの肌トラブルを引き起こす原因となります。特に介護が必要な状況では、身体の免疫力が落ちていることも考えられ、炎症や感染症が起こりやすい状態といえるでしょう。


デリケートゾーンの毛量を減らすことで、肌の状態に気づきやすい点もメリットです。腫れや湿疹などが生じたら早めに対処しなければなりません。症状が進行する前に適切な治療を施せば負担を減らせるでしょう。

 


3.衛生的な状態を保ちやすい

介護脱毛をしておけば衛生的な状態を保ちやすく、気持ちよく過ごしやすいでしょう。デリケートゾーンは蒸れが発生しやすく、汗や尿によって雑菌が増殖しやすい箇所です。特におむつを利用している場合、きれいに保つために頻繁なおむつ交換が必要となります。


介護脱毛でデリケートゾーンの毛をなくしたり減らしたりしておけば、衛生的な状態の維持に役立ちます。排泄物による汚れのこびり付きを防止でき、匂いの発生も抑えられるでしょう。

 


介護脱毛3つのデメリット

 

介護脱毛は大きなメリットがあるものの、デメリットもある点に注意が必要です。介護脱毛を受けるべきか検討する上ではデメリットも把握しておきましょう。介護脱毛のメリットは下記の通りです。

 

  • 施術中に恥ずかしさを感じることがある
  • 施術中は痛みを感じることがある
  • 施術が完了したら脱毛前の状態に戻せない

 

それぞれ以下で解説します。

 


1.施術中に恥ずかしさを感じることがある

介護脱毛では施術のためスタッフにデリケートゾーンを見せる必要があります。脱毛を受けたことがない人はデリケートゾーンへの施術に抵抗感があるかもしれません。とはいえ施術中はタオルで体を覆いながら、できるだけ体を隠して施術を受けられるよう配慮してもらえることが大半です。全裸になる必要がないため、露出が最小限に抑えられ恥ずかしさは軽減されるでしょう。


また、施術をするスタッフは脱毛に関する経験が豊富なので、施術を受ける側も恥ずかしさを感じる必要はありません。たとえデリケートゾーンや体型、肌の状態などが自分では気になるとしても、スタッフが気にすることはありません。プライバシーにも配慮してもらえます。初めての介護脱毛で恥ずかしいと感じていても、次第に慣れて不快感がなくなる傾向があります。

 


2.痛みを感じることがある

介護脱毛に限らず脱毛はある程度の痛みを感じる施術です。デリケートゾーンは他の箇所と比べて皮膚が薄く、粘膜に近いことから施術による痛みが大きくなりやすい傾向があります。また、VIOの毛は太くて濃い点が特徴です。脱毛に用いられるレーザーはメラニンに反応する仕組みなので、太く濃い毛ほど反応が強く、痛みも強くなりやすいでしょう。


施術中の痛みが心配なら痛みに配慮したクリニックを選ぶことがポイントです。例えばKANNO'A. clinicでは、痛みが心配な方のために麻酔クリームを用意しています。麻酔クリームを利用すれば施術による痛みを軽減し、より快適に介護脱毛を進められます。施術による痛みがどの程度なのか気になる方は、テスト照射も可能なので利用してみてください。

 


3.脱毛前の状態に戻すことは難しい

医療レーザー脱毛では毛根の発毛組織を破壊し、毛を生えなくなるようにします。そのため、レーザーが当たった毛根からは再び毛が生えてきません。一度脱毛したデリケートゾーンは施術前の状態に戻すことが難しいため、介護脱毛は慎重に検討してください。


もしも介護脱毛を受けた後に後悔しそうだと感じる場合は、少しずつ脱毛を進めることも可能です。まずはデリケートゾーンの毛量を減らして様子を見て、さらに脱毛するか決めると良いでしょう。人によっても感じ方は異なりますが、毛の量を減らすほど自己処理をしやすくなり快適に過ごせます。

 

 

介護脱毛に関するよくある質問
 

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介護脱毛に関してよくある質問は下記の通りです。

 

  • 介護脱毛の施術回数はどのくらいか
  • 介護脱毛は何歳までにするべきか
  • 介護脱毛は自分でも可能か

 

それぞれの回答を紹介します。

 


介護脱毛の施術回数はどのくらい?

介護脱毛に必要な施術回数の目安は5~10回程度、施術期間は1年程度です。ただし、施術回数や期間はクリニックによって異なり、個人差も大きい要素です。クリニックで使われている脱毛機の種類、照射出力の強さなどによっても左右されます。


脱毛効果が高い脱毛機を用いた施術ほど回数が少なく済み、期間の短縮が可能です。照射出力が弱い脱毛機だと痛みが少なかったり、施術1回当たりの費用を抑えられたりする場合があります。ただし、介護脱毛の効果を実感できるようになるまで、多くの施術回数が必要になり期間も長くなるでしょう。


介護脱毛の施術回数は元からの毛量や毛の濃さ、目指すデリケートゾーンの状態でも異なります。施術回数が気になる場合はクリニックのスタッフに相談してみましょう。

 


介護脱毛は何歳までにするべき?

介護脱毛の年齢制限は特にありません。ただし、白髪が少ない40〜50代のうちに済ませておくのがおすすめです。医療レーザー脱毛を用いた施術では、メラニンに反応するレーザーを照射します。メラニンとは毛や髪を黒くしている色素のことです。


レーザーを肌に照射すると毛根のメラニンに反応して熱を生じさせます。熱によって発毛組織が破壊され、新しく毛が生えてこない仕組みです。白髪にはメラニンがないため、レーザーによる脱毛効果が期待できません。もしも介護脱毛を考えているなら、デリケートゾーンの毛が黒いうちに施術を受けると良いでしょう。


また、目指すデリケートゾーンの状態によっても介護脱毛に必要な施術回数、期間などが異なります。介護脱毛を受けてみて追加で施術を受けたくなる場合も少なくありません。希望通りの仕上がりを実現するためにも、介護脱毛が気になるなら早めに相談してみてください。

 


介護脱毛は自分でも可能?

介護脱毛を自分で行うのは難しいでしょう。たとえカミソリや電動シェーバー、脱毛クリームなどでデリケートゾーンの毛を自己処理しても、その状態の維持は簡単ではありません。毛根の発毛組織が活動している限り、時間経過とともに新しい毛が生えてきます。


将来的な介護を見据えて脱毛するなら、半永久的に毛が生えなくなる医療脱毛がおすすめです。医療脱毛はどんな施設でも実施できるわけではなく、医師や専門スタッフがいる医療機関への通院が必要です。


エステでの光脱毛でも一時的にデリケートゾーンの毛を減らせます。しかし、発毛組織を破壊する施術ではないため、時間がたつと再び毛が生えてくる可能性があります。介護中に新しく毛が生えるようになってしまっても、体力的に新しく脱毛を受けることは難しいでしょう。医療脱毛なら一度レーザーが照射された毛根からは毛が生えないため、おすすめです。

 


まとめ

 

介護脱毛をしておくと将来的な介護に備えられ、介護が必要になった後も快適に過ごしやすくなります。デリケートゾーンを清潔に保ちやすいため、介護される人とする人のどちらも負担を軽減できます。介護脱毛するかしないかは人によって考えが異なりますが、メリット・デメリットを比べて判断することが重要です。


介護脱毛を受ける上ではクリニック選びが重要です。できる限り高い脱毛効果を実現し、施術回数や期間を減らせるクリニックを選びましょう。KANNOA. clinicは使用する脱毛機をGentleMax ProPlus(ジェントルマックスプロプラス)で統一しているため、効果的な脱毛を行えます。GentleMax ProPlus(ジェントルマックスプロプラス)は医療脱毛の中でも高い効果が期待でき、コストを抑えられる脱毛機として知られています。


効果的な介護脱毛ができるクリニックで施術を受けたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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著者: KANNO'A.clinic 福岡天神院 院長 鈴木大介
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◆資格・所属学会

日本形成外科学会 専門医日本美容皮膚科学会 正会員日本創傷外科学会 正会員日本形成外科手術手技学会 正会員日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許

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