アザやシミがあっても脱毛できる?詳しく解説します - 医療脱毛ならカノアクリニック

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アザやシミがあっても脱毛は可能?この記事では、そのような疑問を抱える方でも安心して脱毛できる方法を医師の視点から解説します。アザやシミの種類、リスク、そして施術前後の注意点まで、分かりやすくご説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

 

<目次>

アザやシミがあっても脱毛できる?詳しく解説します - 医療脱毛ならカノアクリニック

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アザやシミがあっても脱毛できる?



結論から言うと、アザやシミがあっても脱毛は可能ですが、多くの場合はその部位を避けての施術となります。また、肌の状態によっては施術できない場合や、リスクが高まる場合もありますので、必ず医師の診察を受けることが重要です。医療脱毛なら、医師が常駐しているのでアザやシミ、ほくろの部分が施術可能かを判断してもらえます。自己判断で施術を行うことは、肌へのダメージを招く可能性があり、危険です。

 

アザの種類

 

生まれつきのアザ(母斑)は、色や形、場所によっていくつかの種類に分けられます。

 

 

メラニン性母斑:ほくろやカフェオレ斑、太田母斑などが該当します。これらはメラニン色素の沈着が原因で、肌の色が部分的に濃く見えるのが特徴です。

 

血管性母斑:血管の異常により赤や青、紫色のアザが生じるもので、サーモンパッチ、ポートワイン母斑、苺状血管腫が含まれます。特にポートワイン母斑は顔など目立つ部分に現れることが多く、治療が必要な場合もあります。

 

色素性母斑:異なる色の斑点が複合的に現れることも。医療機関での適切な診断と治療が推奨されます。

 

 

アザを避ける理由は?

 

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医療脱毛では、多くの場合、アザ部分を避けて施術を行います。これは、アザがある箇所の色素沈着や血管が通常の皮膚と異なるため、レーザーが強く反応し、火傷や色素沈着のリスクが高まるからです。医療脱毛に用いられるレーザーは、メラニン色素に反応して毛根を破壊する仕組みですが、アザのメラニンや血管異常にも反応してしまうため、過剰なエネルギーがアザ部分に集中しやすくなります。

 

アザのメラニンへ反応してしまう


アザにはメラニン性母斑や血管性母斑など、色素沈着や血管の異常が原因でできるものが多く、通常の皮膚と比べて色が濃く見える特徴があります。医療脱毛に使用されるレーザーは、毛根のメラニンに選択的に反応するよう設計されていますが、アザにも同じように反応する可能性があるため、レーザー照射による副作用が懸念されます。アザ部分にレーザーを当てると、以下のようなトラブルが発生することがあり、一般的には避けて施術が行われます。

 

 

火傷のリスク


アザ部分は通常の皮膚よりもメラニンの密度が高いため、レーザーが強く反応しやすくなります。この場合、レーザーのエネルギーが過剰に吸収され、火傷が生じるリスクが高まります。特に、カフェオレ斑や太田母斑のようなメラニンが多く含まれるアザは、照射による過熱により皮膚が炎症を起こしたり、重度の火傷になることがあります。

 

 

色素沈着や色素脱失のリスク


アザ部分にレーザーを当てることで、一時的または永続的な色素沈着や色素脱失が生じる可能性があります。色素沈着は、皮膚が過剰な反応を示して色が濃くなる状態を指し、逆に色素脱失は、皮膚の色が抜け落ちて白くなることを指します。これらの副作用は特にアザ部分で起こりやすく、アザが悪化する原因にもなります。

 

 

アザやシミ、ほくろがある場合は、クリニックやサロンにて行われるカウンセリングで、必ず伝えるようにしてください。そうすることで肌トラブルを未然に防ぐことができます。

 

 

内出血、ほくろ、シミへの対応

 

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内出血


ぶつけたり転んだりした場合にできた内出血がある場合、レーザー照射による熱が、出血部位に影響を与える可能性があります。そのため、医師は内出血の状態を詳細に確認し、照射方法や出力などを調整します。かなり色が濃い場合は内出血の部分を避けての施術となります。早めにクリニックに連絡し、内出血が治ってから予約をとりなおすと当てることができない部位がなくなり脱毛効果が高まります。

 

 

ほくろへの対応


ほくろは、レーザー照射によって色素沈着や炎症、やけどを引き起こす可能性があります。色のとても薄いほくろであれば照射が可能ですが、膨らんでいるほくろや黒いほくろには照射することができません。必要に応じて、ほくろを避けて照射します。気になるほくろがある場合は、カウンセリングの時にレーザーの照射が可能か確認しておくとよいでしょう。

 

 

シミへの対応


シミの種類によって、脱毛レーザーを当てられない場合があります。シミのメラニン色素に脱毛のレーザーが反応し、一時期的にシミが濃くなったり、悪化したりします。特に、肝斑は刺激を与えると悪化するため、脱毛のレーザーを照射できないことがほとんどです。もし一時的にでも悪化させたくないシミがある場合は、施術前にスタッフに伝えるようにしましょう。

 

 

まとめ


医療脱毛において、アザ部分を避ける理由は、レーザーがアザのメラニンや血管異常に強く反応し、火傷や色素沈着のリスクがあるためです。特に色が濃いアザは、通常の皮膚以上に反応を引き起こしやすく、リスク管理が必要です。施術を受ける際には、事前に医師と相談し、アザの種類や部位に合わせた適切な対応を取ることで、安全かつ効果的な医療脱毛を実現できます。

KANNO'A.clinicでは、無料カウンセリングにてアザやシミ、内出血などがある場所に医療脱毛レーザーを照射可能か診察をさせていただいています。施術の前に希望する部位が施術できるかどうかが確認できるので、施術が始まってからの不安が少なくて済みます。ぜひお気軽にご相談ください。

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著者: KANNO'A.clinic 福岡天神院 院長 鈴木大介
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◆資格・所属学会

日本形成外科学会 専門医日本美容皮膚科学会 正会員日本創傷外科学会 正会員日本形成外科手術手技学会 正会員日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許

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