脱毛できない肌の状態とは? 理由や対処方法を徹底解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック

脱毛できない肌の状態とは? 理由や対処方法を徹底解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック

 

脱毛は見た目の美しさや清潔感を手に入れるための手段ですが、誰もが同じ脱毛効果を感じられるわけではありません。施術を受けるときの肌の状態や体質の違いによっては施術後に肌荒れや炎症を起こすリスクが生じるため、クリニックから施術を断られることがあります。最悪の場合、基礎疾患の重症化や硬毛化などの副作用が生じる恐れがあるので注意が必要です。


この記事では脱毛を検討している方へ向けて、脱毛できない肌とはどのような状態なのか、具体的な対処法などを詳しく解説します。

 

 

<目次>

 

 

脱毛できない肌の状態とは? 理由や対処方法を徹底解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック

 

脱毛できない肌の状態とは? 理由や対処方法を徹底解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック

 

 

 


脱毛できない肌の状態と対処方法

 

脱毛できない肌の状態とは? 理由や対処方法を徹底解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック


脱毛の施術を受ける前に、自分の肌が脱毛できない肌の状態に該当しないかを確認することをおすすめします。また脱毛できない肌の状態であった場合はどうすればよいのか、脱毛できない肌の状態と対処法を解説するので参考にしてください。

 


日焼けをしている

 

日焼けしていたり、もともと色黒の肌であったりする人は、脱毛の施術を受けられない場合があります。日焼けや色黒の肌が脱毛に適さない理由は、脱毛器のレーザーがメラニン色素に対し過剰に反応するためです。通常の状態ならレーザーは肌にほとんど影響することなく毛根だけに作用します。しかし、日焼けをした人やもともと肌の色素が濃い人が施術を受けると、通常の肌よりも活性化したメラニン色素にレーザーが反応してやけどを起こしやすくなります。


日焼けした人や色黒の肌の人でも脱毛方式によって施術を受けられるケースはありますが、施術を断られることも少なくありません。施術の予定がある人は、施術前に日焼けをしないよう対策を徹底してください。

 


肌荒れがひどい

 

肌が荒れていたり、アトピーの症状があったりすると、脱毛の施術を受けられない場合があります。肌にもメラニン色素が含まれているため、脱毛器のレーザーを当てると多少の反応が起こります。肌の状態に問題がなければ、「ゴムで弾かれた程度」の痛みや軽いつっぱり感が出る程度ですが、ひどく荒れている場合は、強い炎症が起こったり、肌荒れが悪化したりする恐れがあるためです。


肌荒れやアトピーの症状がある人が脱毛の施術を受けられるかどうかは、症状の程度によって異なります。症状がひどい場合は、治まってから施術を受けましょう。また肌が乾燥しないよう、施術前からしっかりと保湿をしておくのも大切です。

 


タトゥーや傷跡がある

 

タトゥーや傷跡がある部位は、レーザー脱毛の施術を断られる場合があります。タトゥーがある部分は色素量が多く、レーザーの過剰な吸収により皮膚にダメージを与える恐れがあるためです。施術可能かどうかは、タトゥーの大きさや色素量によっても異なります。傷跡がある場合は、傷が完全に癒えていなければなりません。


またタトゥーや傷跡にテープを貼ってレーザーの光の反応を抑えることにより、レーザー脱毛を行える場合もあります。タトゥーや傷跡がある場合は、事前にクリニックに相談しておきましょう。

 


ニキビや炎症がある

 

ニキビや炎症がある肌はレーザー脱毛の施術を受けられないことが一般的です。ただし、できたばかりの白いニキビや化膿していない治りかけのニキビであれば、出力が低い脱毛器による施術を受けられるケースがあります。


一方、炎症が進んでいる赤いニキビがあると、多くの場合で施術ができません。ニキビや炎症がある肌でも施術を受けられるかどうかは、肌の状態やクリニックによって判断が異なります。ニキビがある場合は施術可能かどうかをクリニックに相談しましょう。

 


アレルギーがある

 

アレルギーの種類や症状の重さによっては、レーザー脱毛を受けられません。例えば、日光アレルギーや金属アレルギーがある場合です。日光アレルギーとは、紫外線を浴びると皮膚に発疹やかゆみなどの症状が現れる皮膚疾患のことです。レーザー脱毛は赤外線を使用するため紫外線とは波長が異なるものの、アレルギーの症状は人によって異なるため肌に合わない場合があります。


金属アレルギーは、肌に触れた金属が汗によって溶けて肌表面のタンパク質と結合し、アレルギー反応を起こします。レーザー脱毛では機器や施術道具に金属が用いられているものもあり、肌との接触でアレルギー症状を起こすかもしれません。アレルギーがある場合は、施術前のカウンセリングや問診で相談してみましょう。

 


剃り残しの毛がある

 

脱毛の施術を受ける場合は、クリニックから施術前に自己処理を済ませておくように言われます。施術前に自己処理が必要な理由は、レーザーの光が肌を傷つけないようにするためです。剃り残しがあると、残った毛にレーザーの光が強く反応してやけどを起こす恐れがあります。また剃り残しによってレーザーの光が分散することで、脱毛効果が減る可能性もあるため、剃り残しがないようにしっかり自己処理をしておきましょう。


自宅で自己処理をする場合、目視で確認しづらい部位は剃り残してしまう可能性があります。剃り残しが心配な場合は、施術前にシェービングをしてくれるサービスがあるクリニックの利用をおすすめします。

 


健康や体調によって脱毛できない肌と対処方法

 

脱毛できない肌の状態とは? 理由や対処方法を徹底解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック


脱毛は肌の状態や体質だけではなく、体調や健康状態によって施術を受けられないこともあります。例えば、妊娠・授乳期や服薬中などです。ここでは、脱毛できないケースと具体的な対処法を解説します。

 


妊娠中・授乳中

 

妊娠中や授乳中は体内のホルモンバランスが乱れており、肌トラブルが起こりやすく、脱毛の施術を受けられないケースも少なくありません。施術を受けられる場合でも、脱毛効果が半減したり、施術中の体勢によっては腰や背中への負担が増えて血流や呼吸が乱れたりするなど、母体に影響を与える恐れがあります。特に妊娠中はつわりで気分が悪くなりやすいため、注意が必要です。


また妊活中の方は妊娠に気付かずに施術を受けてしまう可能性があります。施術の予約後や脱毛期間中に妊娠が発覚した場合は速やかにクリニックに伝え、今後について相談することをおすすめします。

 


服薬をしている

 

肌の状態に問題がなくても、服薬中は施術を受けられないことがあります。脱毛できるかできないかは、服薬中の薬の種類によって異なります。服薬をしている場合は、脱毛施術を受けてもよいかどうかを主治医に確認してください。


また飲み薬だけではなく一部のサプリメントを飲用している場合や、塗り薬を使用している場合も脱毛できないことがあります。薬やサプリメントを服用している場合は、クリニックでカウンセリングを受ける際に伝えておきましょう。事前に使用している薬の種類や服用期間などをメモしておくか、お薬手帳を持参するのも一つの方法です。

 


予防接種を受けた後

 

予防接種の直後は体調が変化しやすいため、脱毛できないことがあります。予防接種を受けた後に脱毛できない理由は、ワクチン投与によって体内の免疫システムがワクチン内の病原体を攻撃し、発熱や炎症などの症状が現れる場合があるためです。予防接種後の体は刺激に敏感で脱毛器のレーザーが体に大きな負担をかける恐れがあります。予防接種から一定期間を空ければ施術を受けられますが、日数はクリニックによって異なります。また予防接種前に脱毛をする場合も同じです。


脱毛後は肌に軽度の炎症が生じるため、予防接種を受けるとワクチンによる副反応が強く現れやすくなります。脱毛前後に予防接種を受ける予定がある場合は、施術までに空けるべき期間をクリニックに確認しておくと安心です。

 


生理中

 

生理中はホルモンバランスが乱れやすいため、施術を受けられないケースが多いです。ただし、クリニックによっては生理中でもVIO脱毛やヒップ周り以外の部位の脱毛であれば施術が受けられることがあります。とはいえ、生理中の脱毛は、肌荒れやニキビができやすくなったり脱毛効果が弱まったりする場合もあるため、できるだけ避けた方がよいでしょう。脱毛期間と生理期間が重なる可能性がある場合は、施術前のカウンセリングでスケジュールを確認しておくと安心です。

 


体調不良

 

体調が悪いときは脱毛の施術を断られることがあるため、体調が戻ってから施術の予約を入れましょう。予約した当日でも、体調が悪いときは施術を受けるのは避けてください。風邪の症状や体調不良があるときに脱毛をすると、かゆみや赤みなどが現れることがあるからです。体調が悪いときはホルモンバランスが乱れやすく、免疫力が低下して神経も過敏になりやすいと言われています。


また睡眠不足のときも神経が過敏になりやすく、通常よりも強い痛みを感じることも少なくありません。体調が悪くなったら無理をせずに、クリニックやサロンに相談して予約日を変更しましょう。

 


飲酒後

 

予約時間の直前に飲酒をした場合は脱毛の施術を受けられません。アルコールを摂取すると体温が上昇して血流が増加するため、肌が敏感になって痛みを強く感じやすくなるからです。飲酒後にレーザー脱毛を受けると、かゆみや赤みなどの肌トラブルが生じるだけでなく、やけどするリスクも高まります。また脱毛後に飲酒をすると、アルコールの利尿作用によって肌が水分不足になり、バリア機能が低下して乾燥しやすくなるため脱毛の後も飲酒は避けましょう。

 


基礎疾患がある

 

基礎疾患がある場合は、脱毛の施術を断られることがあります。基礎疾患がある人が脱毛の施術を受けたい場合は、事前にクリニックへ相談して施術の副作用やリスクを理解しておくことが大切です。


具体的には、脱毛の施術後に、やけどや硬毛化などの副作用が現れる恐れがあります。硬毛化とは、脱毛器のレーザーの刺激によって濃い毛が生えたり、以前は生えなかった場所に毛が生えたりすることです。また基礎疾患を抱えながら脱毛の施術を受ける場合は不整脈を引き起こすリスクも高まるため、施術前のカウンセリングで基礎疾患がある旨を伝えておきましょう。

 


脱毛できない箇所とは?

 

施術を受けるクリニックによっては、脱毛してもらえない箇所があります。主な箇所は目の周辺や鼻の中、粘膜などです。脱毛できないとされる主な部位と施術できない理由を以下で解説します。

 

 

目の周辺・鼻の中

 

脱毛できない箇所の一つは目の周辺や鼻の中です。脱毛器のレーザーが目に入ると悪影響を及ぼす恐れがあるためです。また目の周辺は皮膚が薄く痛みを感じやすいため、施術を行わないクリニックも少なくありません。


鼻の中の脱毛が難しい理由は、鼻の穴が深く小さいことで脱毛器を挿入できないためです。鼻の中の脱毛は難しくても、鼻の入口付近は施術できることもあるため、クリニックに相談するとよいでしょう。

 


粘膜部分

 

Iラインや粘膜部分の脱毛は副作用のリスクが高いため、施術できないことがあります。Iラインとは、女性器と肛門を結んだラインのことです。粘膜部分に該当するのは膣・尿道・陰核と呼ばれる部位で、もともと毛が生えていないため脱毛器のレーザーを照射する必要はありません。


粘膜の周辺は皮膚が薄く肌の色が濃い上に、刺激にも弱いことから脱毛が難しいと言われています。ただし、粘膜のギリギリまでなら施術できるケースもあるため、どうしても気になる場合はクリニックに確認しておきましょう。

 


頭部

 

頭部は毛量が多く、頭部周辺の脱毛は断られることがあります。脱毛器のレーザーは照射する光がメラニン色素に反応して熱を発生させる仕組みです。頭部のように毛が多い部位は髪の毛のメラニン色素に反応し、脱毛したい部位以外を脱毛したり、やけどしたりする恐れがあるため、頭部の脱毛は行わない傾向にあります。ただし、うなじ周辺の脱毛はクリニックによって判断が異なるため、施術を受けたい場合は相談してみましょう。

 


その他の理由で脱毛できないケースと対処方法

 

肌の状態や健康状態以外の理由でも脱毛ができない場合があります。本章で解説する脱毛できないケースと対処法を把握した上で、自分が施術を受けられるかどうかを判断してください。

 


年齢制限に引っ掛かる

 

脱毛の施術が可能な年齢は法的には定められていないものの、年齢を制限しているクリニックもあります。年齢制限に引っ掛かる場合は施術ができません。成長期はホルモンバランスが乱れやすくなるため、施術は16歳以上を推奨しているケースが多いです。特に10代はホルモンバランスが安定していないため、永久脱毛をしても、時間がたつと毛が生えてくることも少なくありません。10代で脱毛の施術を希望する場合はクリニックに相談し、リスクや効果を確認しておくことをおすすめします。なお、年齢制限の上限は設けていないクリニックが多いです。

 


親権者の同意がない未成年

 

年齢制限をクリアした上で未成年が脱毛の施術を受ける場合は、親権者の同意が必要です。未成年がクリニックやサロンで施術を受ける際に、親権者同意書の提出や保護者の同伴を求められることがあります。本人の意思で脱毛の施術を受ける場合でも、親権者の同意を得られないと施術は受けられません。


未成年で脱毛の施術を受ける場合は、クリニックの医療脱毛がおすすめです。クリニックには医師や看護師、カウンセラーがいるため、もし施術後にトラブルが起きても迅速に対処してもらえます。また未成年で施術を受ける場合は、デメリットや施術による副作用なども丁寧に説明してもらい、リスクを考慮した上で施術を受けるのに適した時期を相談するとよいでしょう。

 


挙式を予定している

 

ウェディングドレス姿を美しく見せるために、結婚式の前にブライダル脱毛を行うケースも少なくありません。ブライダル脱毛をする際の注意点は、挙式の直近に施術を受けないことです。クリニックによっては、直近に挙式の予定がある場合に脱毛の施術を断ることがあります。施術を受けることでかゆみや赤みなどの反応や肌トラブルが起き、挙式でドレスを着用したときに目立つ恐れがあるためです。


ブライダル脱毛を予定している場合は、脱毛後の副反応や肌トラブルが起こる可能性を考慮して早めに施術を受けることが大切です。脱毛は挙式の半年から1年前を目安に始めるとよいでしょう。より脱毛効果を得たい場合は、1年以上前からブライダル脱毛を始めることをおすすめします。

 


まとめ

 

日焼けや肌荒れに加えて、タトゥー・傷跡・アレルギーがある場合も、脱毛できない肌の状態に該当します。また健康状態がよくても妊娠中・授乳中や生理中、服薬中は脱毛できないことがあります。肌の状態や健康状態に不安がある場合は、医師や看護師などの専門家に相談できる医療脱毛クリニックがおすすめです。


KANNO’A.clinicでは、全店舗に熱破壊式脱毛器の『GentleMax ProPlus(ジェントルマックスプロプラス)』を導入しています。また女性専用と男性専用の施術室やカウンセリングルームを完備することで、お客さまのプライバシーに配慮しています。肌トラブルにも配慮した脱毛をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

脱毛できない肌の状態とは? 理由や対処方法を徹底解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック

著者: KANNO'A.clinic 福岡天神院 院長 鈴木大介
コメント:

%%title%%

美容医療において大事なことは患者様にご満足頂き、皆様の生活の質を向上させることは勿論のこと、安全に医療を提供することだと思います。
今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。

まずはお気軽にご来院下さい。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。

 

◆資格・所属学会

日本形成外科学会 専門医日本美容皮膚科学会 正会員日本創傷外科学会 正会員日本形成外科手術手技学会 正会員日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許

おすすめ記事