医療脱毛で使用される麻酔の種類とその特徴を解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック

医療脱毛で使用される麻酔の種類とその特徴を解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック

 

医療脱毛を考える際、多くの方が気になるのが「痛み」です。特に濃い毛や敏感な部位に施術する場合、痛みを抑える方法があるかどうかは非常に重要です。この記事では、医療脱毛で使用される麻酔の種類、それぞれの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

 

 

<目次>

 

 

医療脱毛で使用される麻酔の種類とその特徴を解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック

 

医療脱毛で使用される麻酔の種類とその特徴を解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック

 

 

 
医療脱毛の痛みとは


医療脱毛では、毛根に高エネルギーのレーザーを照射することで毛の再生を抑えます。このプロセス自体が熱エネルギーを伴うため、特に以下のような条件では痛みを感じやすくなります。

 

 

  • 毛が濃く太い部分(VIOや髭など)
  • 皮膚が薄い部分(顔や指など)
  • 初回や間隔が空いている施術
  • 生理中など肌が敏感になっている時

 


そのため、痛みの感じ方には個人差があるものの、多くのクリニックでは快適に施術を受けられるよう麻酔を活用しています。

 

 

麻酔は医療脱毛でのみ使用できる

 

医療脱毛で使用される麻酔の種類とその特徴を解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック

 

麻酔は医療行為に該当するため、医療従事者が常駐する医療脱毛クリニックでのみ使用が可能です。一方、エステサロンでは医療行為が許可されていないため、麻酔を使用して痛みを軽減することはできません。この違いが、医療脱毛とエステ脱毛の大きな特徴のひとつです。

 

 
医療脱毛で使用される麻酔の種類

 

医療脱毛で使用される麻酔の種類とその特徴を解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック

 

クリニックによって使用できる麻酔の種類や部位が異なります。痛みが心配な場合や、麻酔の使用を検討している場合は通っているクリニックへあらかじめ確認しておきましょう。

 


1.麻酔クリーム


クリーム状の麻酔薬を使った方法で、医療脱毛では主流の麻酔方法です。VIOやヒゲなど、特に痛みを感じやすい部位の脱毛時によく使用されます。肌に直接塗ることで神経の働きを一時的に弱め、レーザーの痛みを軽減します。麻酔を塗った部分は、少し痺れたような感覚になるのが特徴です。

 

メリット

簡単に使用可能: 使用したい部位に塗布するだけの麻酔方法なので、手間がかからずに使用できます。
意識を保ったまま使用できる: 局所的に作用するため、笑気麻酔のように眠気を感じたり眠ってしまうような作用がありません。

 


デメリット

即効性はない: 効果が現れるまで30分程度待つ必要があります。
アレルギーの方は使用できない:リカドインアレルギーの方は、使用することができません。

広範囲には不向き:塗布することができる範囲が決まっているため、広範囲の施術には使用できません。
 

 

2. 局所麻酔


局所麻酔は、注射によって麻酔薬を直接皮膚や組織に注入し、施術中の痛みをほぼ完全に取り除くのが特徴です。即効性があり、効果も強力ですが、注射そのものに痛みを伴うことや、出血や内出血のリスクがあります。広い範囲に使用する場合は何回も注射をしなければならないので、それだけ痛みを感じる回数や内出血の範囲も広くなります。

 

痛みに対する強い不安がある場合に適した麻酔法です。

 

 

メリット

 

高い即効性: 注射後すぐに効果を実感できます。
効果が強力: 特に痛みが強い部位でも確実に痛みを抑えられます。

 


デメリット

 

注射時の痛み: 注射を使用する麻酔なので、麻酔そのものに痛みを伴うことがあります。

出血や内出血:麻酔薬を皮膚に注射する必要があるため、出血や内出血が伴うことがあります。個人差はありますが、内出血が引くまでは時間がかかることもあります。
費用が高い: 他の麻酔方法に比べ、コストが高めになる場合が多いです。

 


 
3. 笑気麻酔


笑気麻酔は、笑気ガス(亜酸化窒素)を鼻から吸入することで痛みへの感覚を和らげる麻酔方法です。主にリラックス効果を目的として使用され、医療脱毛の際の痛みや不安を軽減します。吸入するとすぐに効果が現れ、施術終了後は速やかに麻酔が切れるため、日常生活への影響が少ないのが特徴です。

 

ただし、不安感を和らげることが主な作用で、痛みを完全に抑えるわけではない点や、対応しているクリニックが限られる点がデメリットです。痛みを和らげる手段としては、麻酔クリームの方が最適な選択肢と言えるでしょう。不安感が強く、リラックスして施術を受けたい方におすすめの麻酔法です。

 

 

メリット

 

不安感を軽減: 痛みへの恐怖心が和らぐため、リラックスした状態で施術を受けられます。
即効性がある: 吸入してすぐに効果が現れ、施術後には速やかに解消します。

 


デメリット

設備が必要: 専用機器が必要なため、導入しているクリニックが限られる。
気分不良:笑気ガスに含まれる成分により頭痛や吐き気などの症状が現れる場合があります。

施術後のめまいやふらつき:お車・バイク・自転車の運転や高所作業をする際は、施術終了後15分程は様子を見て、めまいやふらつきがなくなってから運転や作業をする必要があります。

 

 
まとめ

 

医療脱毛では、痛みを軽減するために麻酔が効果的な方法となります。麻酔には主に、麻酔クリーム、局所麻酔、笑気麻酔の3種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。その中でも、多くのクリニックで主流となっているのは麻酔クリームです。手軽に使え、安全性が高く、多くの患者様に適しているためです。

 

医療脱毛を検討されている方は、施術前のカウンセリングで痛みに関する不安や希望をぜひお伝えください。自分に合った麻酔方法を選ぶことで、安心して施術を受けることができます。

 

KANNO'A.clinicでは、最新の熱破壊式脱毛機「ジェントルマックスプロプラス」を使用し、痛みを軽減しながら高い脱毛効果を実現しています。無料カウンセリングも行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

医療脱毛で使用される麻酔の種類とその特徴を解説 - 医療脱毛ならカノアクリニック



著者: KANNO'A.clinic 福岡天神院 院長 鈴木大介
コメント:

%%title%%

美容医療において大事なことは患者様にご満足頂き、皆様の生活の質を向上させることは勿論のこと、安全に医療を提供することだと思います。
今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。

まずはお気軽にご来院下さい。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。

 

◆資格・所属学会

日本形成外科学会 専門医日本美容皮膚科学会 正会員日本創傷外科学会 正会員日本形成外科手術手技学会 正会員日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許

おすすめ記事