胸毛の脱毛が完了する回数は? メリットや回数を少なくするポイントを紹介ー医療脱毛ならカノアクリニック
男性のムダ毛に関する悩みで多いものの一つが胸毛です。「ワイルド」「ダンディ」と好意的にとらえる意見もあるものの、目立ったりなんとなく不衛生に見えたりする場合もあり、気になっている方も少なくありません。
胸毛脱毛に興味はあるものの、本当に生えなくなるのか、どのくらいの費用がかかるのかなどがわからず、踏み出せない男性もいるでしょう。
そこで、本記事では胸毛脱毛の範囲や必要な施術回数や期間、メリットなどについて解説します。
<目次>
胸毛脱毛とは?
まずは胸毛脱毛で施術する範囲や、完了するまでに必要な一般的な施術回数と期間、施術時の痛みの有無などについて解説します。
範囲
同じ胸毛脱毛プランでも、施術をする範囲はクリニックやサロンによって微妙に異なるため、注意が必要です。鎖骨の辺りからみぞおちの上までとすることが一般的ですが、乳輪が含まれるケースと含まれないケースに分かれます。
これは、脱毛で使用する医療レーザーや光が黒い色に反応する性質を持つためです。乳輪にレーザーや光を照射すると反応して熱が発生し、やけどをする可能性があります。そのため、照射対象からあえて外しているところがあるのです。
乳輪から生える胸毛を処理したい場合は、希望するクリニックの公式サイトなどで照射範囲に含まれているかどうかを確かめておきましょう。
痛み
基本的に、脱毛は施術時に痛みを伴います。これは、レーザーや光を肌に照射して、内部で熱を発生させるためです。太く濃い毛が密集しているほど、痛みも強く感じる傾向にあります。
胸毛が太く濃く、さらに密集して生えている場合などは、施術時にそれなりの痛みがあるでしょう。ただし、皮膚が薄くて神経が集中しているVIOや髭の脱毛に比べると、筋肉や脂肪がついている胸部の脱毛はまだ痛みが少ない方といわれています。
とはいえ、痛みに対する感じ方や耐性は人によって異なります。耐えられないほど痛いときは、医療脱毛の場合は麻酔クリームや笑気麻酔を使うことも可能なため、スタッフに相談しましょう。
回数
脱毛は一度の施術で完了するものではありません。ムダ毛の成長サイクルに合わせて何度か施術を受ける必要があります。回数は個々の肌質や毛質、密集具合の違いで変わってくるため、「○回受ければ完了する」とはいえません。
ただし、クリニックで医療脱毛を受ける場合は、およそ5~8回で気にならないレベルになることが一般的です。
サロン脱毛の場合、医療脱毛よりも回数がかかります。気にならないレベルにしたいなら、8回以上は通う必要があるでしょう。4回コースなど少ない回数で契約した場合、コースが完了してもあまり毛量が減っていないケースもあります。
期間
クリニックで胸毛脱毛を受け、5回施術する場合、スタートしてから完了するまでにはスムーズにいっても8~10カ月ほどかかることが一般的です。早く終わらせたいからといって、例えば1週間おきに施術を受けても、あまり意味はありません。
なぜなら、医療脱毛は成長期に入ったムダ毛にしか効果を発揮しないためです。一度照射をした後は、休止期のムダ毛が成長期に入るのを待ってから施術する必要があります。およそ2~3カ月空けると多くのムダ毛が成長期に入るタイミングになるため、効率的な照射が可能です。
サロン脱毛の場合、医療脱毛よりも一回当たりの効果が落ちることから施術回数が多く必要になり、期間も長くなります。
費用
費用はクリニックによってかなり異なるため、事前にしっかり確認することが不可欠です。自己処理が楽になるレベルを目指すなら、6万円ほどでできるクリニックもあります。全体に薄くツルツルにしたいのであれば、15万円程度はみておきましょう。
なお、胸部だけではなく、腹部にもムダ毛が生えていて処理したいと考えているなら、セットになったプランを選ぶのも一つの方法です。先に胸部を脱毛し、後から腹部を追加で契約するよりも、割安な料金設定になっていることがよくあります。
また料金がキャンペーンで安くなっていることもあるので、気になるクリニックの公式サイトでチェックしてください。
KANNO'A.clinicでは、最新の熱破壊式脱毛機「ジェントルマックスプロプラス」を使用しています。高品質な医療脱毛をリーズナブルに提供しているので、ぜひ無料カウンセリングへお越しください。
胸毛脱毛のメリット
胸毛脱毛には、自己処理が楽になる以外にもさまざまなメリットがあります。一定の時間とある程度まとまった費用はかかるものの、人気があるのはそのためです。
ここでは、胸毛脱毛によって得られる主なメリットを紹介します。
体臭・加齢臭対策になる
胸毛脱毛のメリットとして、臭い対策になる点が挙げられます。そもそも体臭とは、皮膚に棲みついた雑菌(常在菌)が汗や皮脂、垢などに含まれる成分を分解することで発生するガスです。
臭いを抑えるためには、雑菌の繁殖を抑えることが欠かせません。ところが、胸毛が密集して生えていると、少しの汗でも湿気や熱がこもるため雑菌の繁殖を招きやすく、体臭が強くなる傾向にあります。
脱毛して胸毛をなくせば、湿気や熱がこもりにくくなり、蒸れ防止に効果的です。蒸れにくくなれば雑菌が繁殖しにくくなるので、臭いも抑えられるでしょう。
もう一つ見逃せないメリットが、医療脱毛でムダ毛が生えにくくなった毛穴は小さくなる点です。小さくなれば、皮脂や汚れが溜まりにくくなります。臭いは雑菌が皮脂を分解する際に発生するものです。そのため、皮脂が溜まりにくくなることも臭い対策につながります。
女性からの好感度アップが期待できる
近年は清潔志向の高まりもあり、胸毛は以前ほど好意的に捉えられないのが実情です。
もじゃもじゃと密集して生える胸毛に対し、清潔感に欠けるという印象を持つ方もいるでしょう。
胸毛そのものがないか、あってもきちんと処理されていることがわかる状態の方が、清潔感があると捉えられやすいでしょう。
ファッションが楽しめる
胸毛を処理すると、楽しめるファッションの幅も広がります。
胸毛が生えているために、うっすら透けるのが気になって白系統のTシャツは避けている男性もいるでしょう。また胸毛が見えるのが嫌で、首元が開いているシャツを着ない男性もいるのではないでしょうか。
脱毛して胸毛をなくすか薄くすれば、なるべく胸毛が見えないような服を選ぶという縛りがなくなります。着たい服が自由に着られるようになれば、おしゃれの幅が広がり、ファッションを楽しめるようになるでしょう。
スポーツ時にも役立つ
脱毛は、スポーツする際のパフォーマンスを上げるのにも有効です。例えば、水泳では胸毛が生えていると水の抵抗を受け、陸上競技や競輪では空気抵抗を受けます。
わずかな違いでも記録に影響するため、欧米を中心に多くのアスリートが脱毛しています。フィギュアスケートや新体操など、見た目の美しさが求められる競技も同様です。汗による蒸れや臭い、不快感が軽減する効果も見逃せません。
また体毛があるとテーピングしたり湿布を貼ったりしてもはがれやすくなります。そのため、ケアするときを想定してムダ毛を処理している選手もいます。
胸毛脱毛はセルフでもできる? 方法3つ
胸毛はクリニックやサロンに通わなくても、セルフケアすることも可能です。カミソリやシェーバーで剃ることが一般的ですが、ワックスやクリームを使うなど、他にも複数の方法があります。
ここでは、代表的なセルフケアの方法について解説します。
ブラジリアンワックス
1cmほど伸ばしたムダ毛にワックスを塗布し、固まるのを待って一気に剥がす方法です。ムダ毛だけでなく、古い角質や産毛も取り除けます。
ブラジリアンワックスは、ケア直後から肌がツルツルになる点がメリットです。とはいえ、2~3週間経つと再び生えてくるため、定期的にケアする必要があります。また、ワックスをはがす際に皮膚を引っ張るので、痛みがあります。肌への負担から、赤くなったりひりひりしたりすることもあるでしょう。
ブラジリアンワックスで毛を取り除いた後は、冷たいタオルなどをあててクーリングし、ボディクリームなどで保湿ケアする必要があります。
除毛クリーム
除毛クリームとは、毛を溶かす作用があるクリームのことです。ムダ毛をなくしたい範囲に塗布し、規定の時間をおいてからきれいに洗い流すと、ムダ毛が溶けてなくなります。塗布する時間は商品によってさまざまですが、5~10分程度が一般的です。
除毛クリームは、広い範囲を処理できる点がメリットです。またカミソリのように刃で肌が削れる心配がなく、剃ったときのようなチクチク感もありません。これは、除毛クリームによって毛先の先端が溶けて丸くなるためです。
ただし、肌質によってはクリームの成分が合わず、かゆみや赤みを引き起こすこともあります。まずは胸に少量塗って既定の時間が経ったら洗い流し、そこから24時間待って肌トラブルが起きないか確かめてから使うようにしましょう。
家庭用光美容器
家庭用の光脱毛器を使う方法もあります。サロンで使う光脱毛器の出力をマイルドにした機械で、特殊な光を照射して発毛組織にダメージを与えて弱らせ、ムダ毛を生えにくくする方法です。
ブラジリアンワックスや除毛クリームのような即効性はなく、一定の期間を空けながら照射を繰り返す必要があります。また一般家庭で使えるように出力が抑えられているため、ムダ毛を永久に生えなくする効果はありません。それでも、根気強く照射を繰り返せば、ムダ毛を生えにくくすることはできます。
使用頻度や照射間隔を守らないと肌トラブルを起こすこともあるため、正しく使用することが大切です。
胸毛脱毛の回数を少なくするためのポイント
胸毛脱毛は完了までに何度も施術に通う必要があります。とはいえ、仕事や学業などが忙しく、何度も通うのは正直大変という方も多いでしょう。
そこで、ここでは脱毛回数をなるべく少なくし、スムーズに脱毛を進めるコツを紹介します。
クリニックで脱毛する
胸毛脱毛はクリニックでも脱毛サロンでも行っていますが、厳密には両者は異なるものです。クリニックでは医療レーザーを使って発毛組織を壊すため、少ない施術回数でムダ毛を目立たなくできます。
一方、サロンは発毛組織を壊すことはできないため、熱ダメージによって発毛組織を弱らせて生えにくくしています。医療脱毛より効果が落ちるため、多くの施術回数が必要です。
脱毛をなるべく少ない回数で終わらせたい場合は、クリニックを選びましょう。
ナチュラルな仕上がりを目指す
ツルツルの状態を目指すのではなく、自然に見える程度の胸毛を残して終わらせるのも、施術回数を減らす方法の一つです。ナチュラルに生えている状態なら、それほど周囲の目も気にならないでしょう。
特に胸周辺だけでなくお腹周りにも毛が生えている場合などは、ツルツルにするより胸毛を自然に残す方がしっくりくる場合もあります。
なお、多くの方が抵抗を覚えるのは、もじゃもじゃした毛深い胸毛です。整った状態であれば、清潔感があり、気にならない方も多いでしょう。
日焼け対策を行う
脱毛期間中は、日焼けしないように注意する必要があります。脱毛の施術では、黒い色に反応する医療レーザーや光を使うためです。日焼け肌に照射すると、反応してやけどなどの肌トラブルが起こるリスクがあります。
日焼けの状態によっては、機械の出力を下げたり施術そのものをとりやめたりすることもあるでしょう。効率よく脱毛できないため、多くの回数が必要になります。
胸元の開いたシャツを着たり、海やプールに出かけて水着になったりして、うっかり肌を焼いてしまわないよう、注意してください。
毛抜きを使わない
脱毛期間中は、胸毛を毛抜きで引き抜いてはいけません。毛抜きで抜くと、毛穴の奥に毛母細胞や毛球部などの発毛組織が残った状態で胸毛がちぎれてしまうためです。その状態で医療レーザーなどを照射しても、熱が発毛組織に伝わらず、効果が得られません。
脱毛の施術をする場合、前日までに生えているムダ毛を自己処理しておくようにする必要があります。自己処理するときは、肌への負担が少ない電気シェーバーを使いましょう。なければカミソリで剃り、毛抜きは使わないようにします。
胸毛脱毛をクリニックで受ける際の注意点
クリニックで胸毛脱毛の施術を受ける場合「施術部位の日焼けを避ける」「毛抜きで体毛を抜かない」の2点の他に、以下のような点にも注意が必要です。
- 施術の当日後は飲酒や入浴、激しい運動を避ける
- 脱毛後は十分に保湿ケアする
- 服用している薬があれば医師に相談する
施術すると、肌の内部に熱がこもって軽いやけどのような状態になります。その状態で飲酒や入浴、激しい運動などをすると、体温が上がり、施術部位がますます熱を持ちます。その結果、赤みやかゆみ、炎症などの肌トラブルを招きかねません。
また施術当日にお湯に漬かると傷んだ毛穴から雑菌が侵入する恐れがあります。運動すると汗をかくため、それが刺激になって炎症を起こすこともあり得ます。施術後は、熱によって乾燥した肌を落ち着かせるためにも、丁寧に保湿することが大切です。化粧水やクリームでケアし、潤いを補いましょう。
なお、薬を服用している場合は、脱毛を受けるクリニックの医師に相談してください。服用している薬によっては脱毛の施術ができないケースがあるためです。自己判断せず、必ず申告しましょう。
まとめ
胸毛が気にならないレベルまで脱毛するためには、医療脱毛で5~8回、サロンの光脱毛で8回以上の施術が必要です。なるべく少ない回数で脱毛を終えたい場合は、医療脱毛を選びましょう。
KANNO’A.clinicでも、胸毛脱毛を行っています。院内の脱毛機械は、全て効果の高いGentleMax ProPlus(ジェントルマックスプロプラス)に統一しているため、短期間・短時間での脱毛が可能です。
カウンセリングルームや施術室は男女で分かれており、脱毛に通っていることを異性に知られたくない方も心配いりません。
費用が心配な方も、無理なく脱毛できる料金に設定しています。支払いはコース料金の一括払い、分割払いのほか、一回ごとの都度払いも可能です。ぜひ一度カウンセリングにお越しください。
美容医療において大事なことは患者様にご満足頂き、皆様の生活の質を向上させることは勿論のこと、安全に医療を提供することだと思います。
今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。
まずはお気軽にご来院下さい。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
◆資格・所属学会
日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許