医療脱毛の注意点|脱毛前・後に知っておくべきことを解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)
医療脱毛をしてみたいと考えている方に、施術を受ける前にぜひ知っておいてほしいことがいくつかあります。今回は医療脱毛前の注意点を7つ、医療脱毛後の注意点を5つ解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。また医療脱毛を受けられない4つのケースについても、併せて紹介するので当てはまるものがないかを確認してみましょう。
医療脱毛はエステ脱毛と異なり、医療行為に当てはまります。しっかり注意点を理解しておかなければ、思わぬトラブルが起きるかもしれません。安くはない費用を出して医療脱毛を受けるのであれば、正しい効果を得ていただきたいので、ぜひ最後までご覧ください。
<目次>
医療脱毛前の注意点
医療脱毛は、少なからず肌へ負担がかかります。そのため、医療脱毛前はできるだけ肌への刺激になるようなことは避けるようにしてください。普段は問題なくとも、注意点を守らない状態で医療脱毛を受けることにより、肌トラブルの引き金になる可能性もあります。希望通りの脱毛効果を得るためにも、注意点を把握しておきましょう。
自己処理を忘れない
脱毛前には、自分の手が届く範囲の毛は自己処理をしておきましょう。毛が残った状態だと、レーザーが毛根に届きづらく、脱毛効果が発揮されません。毛が邪魔をして施術時間が延びてしまい、希望の範囲まで終わらないということにもなりかねません。
クリニックによっては剃り残しがある場合、剃毛料が必要になるところもあります。ただし、背中やI・Oラインなどは自分では見えない部分が多いので、どのようにすれば良いのか分からない場合は相談してみましょう。
自己処理は毛抜きやワックスを使うのではなく、シェーバーを使ってください。毛抜きは肌への負担が大きく、繰り返していると埋没毛や毛嚢炎などのトラブルになる危険性があり、ワックスは毛を根元から抜いてしまうので、レーザーが反応しにくくなる可能性が考えられます。
毛流れに沿って優しくシェーバーを使うことで、肌への負担を最小限に抑えた自己処理ができるでしょう。
日焼けに気を付ける
医療脱毛のレーザーは黒色に反応して、照射が行われます。そのため、日焼けをすると毛ではなく肌のメラニン色素に反応してしまい、正しい脱毛効果が感じにくくなるかもしれません。
また日焼けをすると、ある意味ではヤケド状態になっているといえます。そのように肌が弱っているときに、さらに医療脱毛のレーザーで刺激を与えてしまうと、赤みや炎症、色素沈着、シミなどを引き起こしかねません。いつもは施術中に痛みを感じなくても、日焼けをすることで痛みが強くなる可能性もあります。
クリニックにもよりますが、日焼けをしていると2ヶ月前後医療脱毛が受けられない場合があります。医療脱毛を受ける前は日焼け止めなどを活用して、できるだけ日焼けしないように注意しましょう。
運動・飲酒をし過ぎない
医療脱毛は肌に熱を加える行為なので、医療脱毛前は肌から熱を発生しやすくなる運動や飲酒をあまりしないようにしてください。
運動や飲酒は血行を促進させたり、肌から水分が抜けてしまったりする行為です。そのような肌の状態で医療脱毛を受けてしまうと、施術後の赤みや炎症がひどくなってしまう、肌のバリア機能が弱まるなどのリスクがあります。
医療脱毛は日常生活で受けないような刺激を肌に与えるため、肌がどうしても敏感になり、肌トラブルが起きやすくなってしまいます。できるだけ万全のコンディションで医療脱毛を受けるためにも、運動や飲酒はしすぎないようにしておきましょう。避ける時間の目安としては施術前後12時間とし、施術当日と翌日までは避けておくのが無難でしょう。
服薬・予防接種を行わない
服薬や予防接種は、体調への配慮から施術前は控えるようにしてください。持病などで継続して飲まなければいけない薬がある場合は、カウンセリング時に必ずスタッフに伝えて指示を仰ぐようにしましょう。
自己判断で服薬をしてから施術を受けてしまうと、想定外の反応が起きてしまうかもしれません。またカウンセリング時に伝えていた薬剤から変更があった場合も忘れずに伝えておきましょう。医療脱毛は医療行為のため、前から受けている治療についてもしっかり報告してください。
予防接種は、体内にワクチンを入れる行為です。そのため、熱などの副反応が出なかったとしても、普段より体力を消耗しています。そんな中、医療脱毛で肌へ刺激を与えてしまうと、いつもより痛みを感じやすくなったり、発熱したりとトラブルが起きるかもしれません。施術前後1週間は、予防接種を受けないようにしましょう。
生理中は避ける
医療脱毛でVIOラインやお尻の脱毛を行っている方は、生理中の施術はできません。VIOラインやお尻を脱毛する際は下着を脱いで行うので、経血が漏れる可能性があります。
生理期間中、VIOラインやお尻以外の部分の施術ができるかどうかは、クリニックによって方針が異なるため、スタッフに確認してみましょう。
また一般的に生理中はホルモンバランスが大きく異なるので、肌がデリケートになっています。その状態で医療脱毛を受けると、いつもは問題なく施術できる場合であっても、痛みや赤み、かゆみなどの肌トラブルが起こりかねません。予約の関係上、調整が難しいケースもあるかもしれませんが、できるだけ生理中の医療脱毛は避けることをおすすめします。
制汗剤を使用しない
夏であれば脇に制汗剤を使用している方も多いと思いますが、医療脱毛の施術前は使用しないでください。制汗剤の中には、金属の成分を含むものもあります。レーザーがその成分に反応すると火傷の原因となる場合があるので注意しておきましょう。
また、制汗剤は毛穴の汗腺を塞ぐことで、汗が出るのを防ぐ仕組みです。そのため、レーザーを当てても制汗剤が邪魔して、毛穴の奥まで届かない可能性があります。
そうなると、きちんと施術をしているにもかかわらず、脱毛効果が正しく現れなくなってしまうので、施術前の制汗剤は使用しないようにしましょう。
メイクは事前に落とす
顔脱毛をする場合は、施術当日のメイクは落としておいてください。メイクアイテムの中には毛穴を埋めて均一に見せるものもあります。レーザーは毛穴の奥まで届かないと十分な効果を得られないため、メイクをしたままだとうまく脱毛できない可能性も考えられるでしょう。
またメイクアイテムに含まれる成分がレーザーと反応して、何らかの肌トラブルを引き起こす可能性もあります。
目元は施術を行わないので、メイクしていても問題ないと思うかもしれませんが、アイメイクで使用したラメなどが頬などに付着している可能性も考えられます。トラブルを避けるためにも、ベースメイクと同様にアイメイクも落として施術しましょう。
医療脱毛後の注意点
医療脱毛後にもしっかりとしたケアをしてあげないと、赤みや痛みなどが出てきやすくなります。このような肌トラブルが出ると、次回の施術ができなくなってしまうため、自宅でのアフターケアも忘れずに行いましょう。
十分な保湿を行う
まずは十分な保湿を行いましょう。医療脱毛後の肌は乾燥していて、いつもより肌の水分量が落ちています。施術部分には化粧水や乳液、クリームなどの保湿剤をしっかり塗っておくと肌トラブルが未然に防げるでしょう。
その際に注意したい点は、低刺激性のものを選ぶことです。医療脱毛後は肌のバリア機能が低下しており、普段であれば刺激とならないものでも敏感に反応してしまうことがあります。
保湿のために塗ったものが、肌にとって刺激になってしまっては元も子もないので、医療脱毛後の保湿剤は成分にもこだわりましょう。塗り方もゴシゴシとこするのではなく、優しくポンポンと液を乗せるように塗るのがおすすめです。
ほてりや赤みをケアする
医療脱毛直後は、ほてりや赤みが出るのが一般的です。クリニックでも冷却は行ってくれますが、自宅に帰ってからもほてりや赤みが気になる場合は冷やしたタオルや保冷剤などで、しっかりと冷やしておきましょう。
施術当日を過ぎてもまだほてりや赤みが引かない、どんどんひどくなってきてかゆくなってきた等、症状が変わらないもしくは悪化してきた場合は、クリニックにすぐに相談してください。施術により何らかの反応が起きてしまっている可能性があるので、医師による診察と薬の処方が必要になります。
ほてりや赤みは、肌のバリア機能が弱っているサインです。我慢せずに、まずはクリニックに相談してみてください。
高温な環境を避ける
サウナや熱いお風呂など、肌を高温の環境にさらすことは避けましょう。医療脱毛後は、肌が敏感になっており、熱を持ったり、乾燥したりしている状態です。そのような状態のお肌にさらに熱を加えると、炎症を引き起こすかもしれません。
サウナや熱いお風呂は、通常だと血行がよくなって身体を温めてくれるものですが、肌が敏感な状態で身体を温めすぎると肌トラブルの原因になります。自宅のお風呂であっても、湯船には浸からず、サッとシャワーだけ浴びましょう。
入浴後にほてりや赤みが気になるようであれば、冷やしたタオルや保冷剤などで気になる部位を冷やしてみてください。どうしてもお風呂に入りたい場合は、いつもより短時間で済ませるようにしましょう。
毛抜きやワックスでの自己処理を控える
医療脱毛後に毛抜きやワックスで自己処理をしてしまうと毛周期が狂ってしまうため、正しく脱毛効果が感じられなくなります。施術すればすぐに毛が抜けてくると思っている方もいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。毛は毛周期に合わせて抜けるため、個人差はあるものの、およそ2~3週間後に抜けます。
どうしても施術後の毛が気になる場合は、毛抜きやワックスではなく電気シェーバーで処理をしましょう。電気シェーバーであれば毛周期を乱すことなく、見た目をきれいに整えられます。肌を傷つける心配も減らせるので、ぜひ活用してみてください。
激しい運動・飲酒を控える
施術前の注意点と同様に、施術後も激しい運動や飲酒は控えておきましょう。激しい運動や飲酒は身体全体の血行を良くするので、肌への血液量も増えます。そうなると、必要以上に赤みやかゆみ、ほてりが出てくるかもしれません。
また運動や飲酒をすることで汗をかきます。その汗が皮膚の雑菌と一緒に毛穴に入ってしまうと、毛嚢炎を起こすリスクもあるでしょう。スケジュールの都合上、どうしても運動をする・飲酒をする予定が避けられない場合は、できるだけ運動量を減らして汗をかいたらすぐにタオルで拭く、飲酒量を控えるなどの対策をとってみてください。
施術当日はもちろん、数日間は激しい運動や飲酒は避けるようにしましょう。
医療脱毛を受けられない可能性があるケース
医療脱毛は医療行為であり、ある一定の刺激を体に与えるため、どうしても施術を受けられないケースもあります。今回は4つのケースについて解説するので、当てはまっていないかどうか確認してみてください。
妊娠している
妊娠中は体内のホルモンバランスが大きく変化しています。肌の調子はホルモンバランスに大きく影響されるので、通常であれば痛みなどを感じなかったとしても、妊娠中は痛く感じたり、かゆみなどが大きく出てしまったりしてしまうかもしれません。
また母体と胎児に100%影響を及ぼさないとは言い切れないため、妊娠中の医療脱毛は避けましょう。
タトゥーがある
タトゥーは、皮膚を傷つけてそこにインクを染み込ませています。医療脱毛ではレーザーで毛根深くまで照射するため、タトゥーがあると過剰に熱が発生してしまい、ヤケドを起こしてしまうかもしれません。
物理的にはタトゥーがない部分は施術できますが、タトゥー部分のみ毛が残ってしまう形になるため、タトゥーがある方は一律施術を受けられないとしているクリニックも存在します。タトゥーがある方は、自分が通いたいクリニックはどういう方針なのか、ホームページやカウンセリングなどで質問してみましょう。
アザやほくろ、シミがある
アザやほくろ、シミはメラニン色素が沈着していたり、血管異常が起きていたりすることによって生じます。医療脱毛のレーザーは毛根のメラニン色素に反応して照射されるため、アザやほくろ、シミのメラニン色素に過剰に反応してしまうかもしれません。
そうなると必要以上のエネルギーをピンポイントで与えてしまうので、ヤケドや色素沈着の恐れがあります。
ただし、アザやほくろ、シミがある方は全員照射できないのではなく、その部分を避けての照射となるケースが多いでしょう。
アートメイクをしている
アートメイクはタトゥーと同様に、皮膚を傷つけてインクを流し込んでいます。そのため、アートメイクをしている部分に照射してしまうと、レーザーの熱が過剰に集まることとなり、大変危険です。顔脱毛を検討している方で、眉やリップなどのアートメイクをしている方は、事前にスタッフまで伝えるようにしてください。
まとめ
医療脱毛は施術前・施術後ともに、いくつか注意点があります。今回は、なぜやってはいけないのか、やるとしたらどのような方法がいいのかなどを詳しく解説しました。紹介した注意点は、正しい脱毛効果を得ること、肌トラブルを未然に防ぐことなどを目的としているので、できるだけ守るようにしましょう。
KANNO’A.clinicでは医療脱毛における注意点も丁寧に説明し、ご納得いただいたうえで施術を受けていただきます。24時間Web受付をしており、思い立った時にすぐに予約が可能です。日本医学脱毛学会所属のクリニック専門スタッフもいるため、不安なことがあればすぐに相談していただけます。
すべての人に「美」と「自由」を提供することを合言葉にして、患者様一人ひとりに寄り添うプランのご提案を行い、満足できる結果になるようサポートしますので、お気軽にご相談ください。
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今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。
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◆資格・所属学会
日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許