医療脱毛は高い? 価格設定の理由や費用を抑えるポイントを解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)
医療脱毛といえば、効果は高いけれど費用がかかるといったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。確かに、昔の医療脱毛は料金が高く、エステ脱毛と比べると大きな金額の差がありました。しかし、近年ではその価格は下がってきており、気軽にトライできるような金額になっています。
今回は医療脱毛がどうしてエステ脱毛よりも高く金額設定されているのか、費用を抑えるポイントなどを詳しく解説していきましょう。脱毛するなら効果の高いものが良いものの、費用面が心配という方は、ぜひ最後までご覧ください。
<目次>
医療脱毛はもともと高かった
昔行われていた医療脱毛はとにかく費用が高く、全身脱毛であれば5回で100万円近くの料金がかかることもあり、一般的にハードルが高いものでした。また、施術の痛みや長い施術期間なども医療脱毛のネックとなり、毎日忙しい方やもっと気軽に脱毛をしたい方はエステ脱毛を選択することが多いのが実情でした。
医療脱毛を行っている病院やクリニックも、今のように多くあるわけではなく、限られた場所でしか行っていないこと、全身脱毛をするには病院のスタッフが複数担当して行わなければならず人件費がかかることなどが、医療脱毛が高額な料金だった理由の一つです。
しかし医療脱毛の脱毛効果は抜群に良く、エステ脱毛での仕上がりに納得のいかない方は医療脱毛を選択することもあり、今日まで脱毛には医療脱毛とエステ脱毛の2つが存在しています。また、医療脱毛であれば、脱毛後の相談も医学の知識を持った上で行ってくれるので、エステ脱毛にはない安心感が魅力の一つでしょう。
医療脱毛がエステ脱毛よりも高額な理由
医療脱毛がエステ脱毛よりも高額な理由はいくつかあります。今回は3つの大きな理由を解説し、医療脱毛とエステ脱毛の違いについて紹介していきたいと思います。
取り扱う機器が異なる
医療脱毛とエステ脱毛の違いは、取り扱っている機器にあります。医療脱毛で使われている脱毛機器はパワーが高く、医療従事者(医師・看護師)以外は操作することを禁じられていますが、エステ脱毛ではそこまで高出力のものは使用できません。
医療脱毛で使われる機器は、毛が生える組織を根元から壊すことができ、高い脱毛効果を感じられますが、エステ脱毛ではそのような機器は扱えず、医療脱毛に比べると効果が低いといわれています。
このように取り扱う機器が高パワーであること、使用できる人材は医療従事者のみであることの2つが、医療脱毛が高額になりやすい理由です。
アフターフォローが充実している
医療脱毛は施術者が医療従事者であることや、施術場所が病院やクリニックであることから、脱毛後のアフターフォローが充実しています。施術後によくある赤みや痛み、かゆみ、乾燥などの肌トラブルにもすぐに対応してくれ、治療薬として薬剤処方することも可能です。
エステ脱毛でも保湿や冷却などの対処療法はしてくれますが、医療脱毛のように医療的なアフターフォローはできないため、そうした部分に価格の差が出ています。
肌が弱い方、刺激があるとすぐに肌トラブルを発症してしまう方などは、医療脱毛のほうが安心して施術を受けられるでしょう。
価格の表示形式が異なる場合も
医療脱毛はエステ脱毛と異なり、広告サイトやホームページなどで総額料金を表示することが義務付けられています。一方、エステ脱毛であればそのような規定はなく、1回いくらと記載されていることが多いため、パッと見た時に金額の差に驚くかもしれません。
しかし、脱毛は1回で終わることはなく複数回の施術が必要です。総額を計算してみると、意外とエステ脱毛のほうが高かった、ということもありえるので、一概に医療脱毛はエステ脱毛よりも高い費用がかかるとも言い切れないでしょう。
5~10年前から医療脱毛の価格は低下
もともと高額だった医療脱毛の価格は、ここ5~10年前から価格が下がっている傾向にあります。その理由については「蓄熱式レーザーの登場」「自社製や中国・韓国式のレーザー機器の登場」「熱破壊式と蓄熱式のハイブリッド施術の登場」の3つが考えられるでしょう。
理由1.蓄熱式レーザーの登場
今まで医療脱毛で使われていた機器は熱破壊式が主流でしたが、蓄熱式とよばれる機器が登場したことにより、医療脱毛が大きく変わりました。
熱破壊式は、高出力のレーザーを一点集中で照射する仕組みで、大きな範囲を施術するには多くの時間がかかります。しかも施術中の痛みや肌への刺激が強く、アフターフォローにも時間がかかりますが、蓄熱式はこれらの点が軽減されています。
蓄熱式は低出力のレーザーを連続照射して熱を毛の組織にため込ませることでダメージを与える仕組みなので、広範囲の照射でもすばやく終わらせることができ、肌への刺激も減らせます。
また施術時間が短縮されることによって、1日により多くの患者さんを受け入れることができる病院やクリニックが急増し、価格競争が激しくなったことで医療脱毛の料金が下がってきているといわれています。
またエステ脱毛での事故増加により、エステ脱毛で扱える機器の出力がどんどん低下していることも医療脱毛の価格競争や料金低下の一因といえるでしょう。
理由2.自社製や中国・韓国製のレーザー機器の登場
2つ目の理由は、自社製や中国・韓国製のレーザー機器が登場したことです。医療脱毛の価格の大部分を占めているのは、レーザー機器にかかる費用と医療従事者の人件費でした。
医療脱毛である限り人件費の削減はできないので、価格を下げられる可能性があるレーザー機器を自社で開発したり、安価で手に入る中国・韓国製のレーザー機器を導入したりする病院やクリニックが増加し、価格競争がさらに激化したという背景があります。
しかし、自社製の機器や中国・韓国製のレーザー機器は故障しやすい・出力が不安定・冷却機能が不十分といった問題点が指摘されている場合もあり、脱毛の質にこだわるユーザーからは支持されなくなっているのも現状です。
価格競争にさらに拍車をかけたという意味では、自社製や中国・韓国製のレーザー機器の登場は、脱毛業界に大きなインパクトを残したといえるでしょう。
理由3.熱破壊式と蓄熱式のハイブリッド施術の登場
最後の理由は、熱破壊式と蓄熱式のハイブリッド施術が登場したことです。1つ目と2つ目の問題点をクリアするために生まれたのが、熱破壊式と蓄熱式のハイブリッド施術で、毛が濃く蓄熱式では脱毛しきれない部分は熱破壊式、その他の毛が薄い部分は蓄熱式を使用します。
こうすることで、全身を熱破壊式で脱毛するよりも短時間・低価格に脱毛できるようになりました。脱毛を行う病院やクリニック側も、「熱破壊式を採用」と宣伝でき、脱毛効果がありながらもスピーディーで低価格な脱毛プランを提案できるようになったことで、さらなる価格競争へとつながっていきました。
ここまでに紹介した3つの事柄がここ5~10年の間に起こり、高額な費用がかかるイメージがあった医療脱毛も低価格で受けられるようになってきました。ただし、安かろう悪かろうな病院やクリニックを選んでしまうと、十分な脱毛効果が得られない可能性もあるので、その点は注意しながら見ていきましょう。
医療脱毛の費用はクリニックにより異なる
医療脱毛にかかる費用は、保険適用外診療となるので病院やクリニックにより大きく異なります。理由は、クリニックの経営方針や取り扱っている脱毛機器の違いです。ここからはその理由を大きく3つに分けて、一つずつ解説していきましょう。
広告費の違い
テレビCMやネット、雑誌などの広告にかかる費用は莫大なものになります。広告をたくさん出せば出すほど人の目に触れる機会が増えるので、新規の顧客獲得や事業拡大のチャンスは増えますが、その分経費がかさむのも事実です。
経費だけでまかなえるのであれば問題ないですが、広告費分が価格に上乗せされている場合は治療費が高くなりやすくなります。同じ脱毛機器を使っているのに他よりも価格が安い病院やクリニックは、広告費をできるだけかけずに小規模で運営している可能性があるでしょう。
脱毛機器の違い
脱毛機器は非常に安価な中国・韓国製のものから、ヨーロッパやアメリカ製の高価なものまでさまざまな種類があります。
厚生労働省承認器(厚生労働省が承認したレーザー機器)と呼ばれる脱毛機器は、一般的には脱毛効果が高くて肌トラブルも少ないです。
蓄熱式:メディオスターモノリス(最新型)・メディオスターNextPro(旧型)
熱破壊式:ジェントルシリーズ・エクセルHR・スプレンダーX・ライトシェアシリーズ
使用している脱毛機器は、クリニックのホームページをチェックするか、もしくはカウンセリングで確認し、正式に契約する前に調べておきましょう。
もう1点注意してほしいところが、レーザー脱毛機器を使っているかどうかです。病院やクリニックであっても、まれに光脱毛機器を使用している場合があります。光脱毛であれば、濃い毛や毛根が深い毛を脱毛することが困難なので、完全に毛をなくすことは難しいでしょう。
脱毛技術・所要時間の違い
脱毛機器には推定パス数とよばれるものが決められており、そのパス数を当てなければ十分な脱毛効果が得られません。しかし、病院やクリニックによっては推定パス数以下でショットを繰り返し、脱毛時間の短縮とコスト削減を行っているところもあります。
毛は脱毛後すぐに抜け始めるのではなく、ある一定期間を置いてから抜け出すため、脱毛効果はすぐには分かりません。そのため、すべての契約回数が終了した後に脱毛効果に問題があったかどうか気づくことになり、後悔する場合もあります。
熱破壊式の代表的な機種であるジェントルシリーズは、1ショット当たりの冷却ガスが高額です。そのため全身脱毛をジェントルシリーズで行うと、ある程度の費用がかかるはずです。ジェントルシリーズによる全身脱毛の価格が、相場に比べてあまりにも低いといった場合は注意してください。
加えて、脱毛時間が極端に短い、なんとなく脱毛がまばらになっていると感じるときは、推定パス数以下でのショットを行い、時間短縮やコスト削減を行っている可能性も視野に入れておきましょう。
医療脱毛の費用を抑えるポイント
最後に医療脱毛の費用を抑えるためのポイントを4つ解説します。少し手間に感じるかもしれませんが、事前に調べておくことで必要以上の費用を負担することなく脱毛できるため、ぜひ参考にしてみてください。
費用の総額を確認する
病院やクリニックのホームページでは、月額料金が記載されていることがほとんどです。一見すると、何千円単位の金額しかかからないように思えて「安い」と判断してしまいがちですが、実際は毛がなくなるまで複数回通うことが必要になります。
また「最初の1カ月無料」と書かれていたとしても、支払期日をずらしているだけの可能性もあるため、広告だけでなく細かい注意書きもしっかり確認するようにしてください。
さらに、脱毛するにあたって必要なアイテムやメニューなどもオプションに含まれているケースもあります。そうなると実際にかかる費用は、掲載されている金額から毎回アップすることになるので、要注意です。
総額については、いくらになるのか計算する、もしくは店舗に電話するなどして事前に確かめておきましょう。
キャンペーン情報を確認する
クリニックによっては期間限定でお得なキャンペーンを実施している場合があります。利用条件をチェックし、自分に当てはまるものはないか確認してみましょう。
キャンペーンは開催されている時期によって、内容が異なります。先月と同じ内容のキャンペーンが今月も実施されるかどうかは分からないので、お得に契約できる内容のものであればチャンスを逃さずに契約してみてください。
キャンペーンは細かく日程が決められているため、申込時に狙っていたキャンペーンが適用されるかどうかをしっかり確認してください。キャンペーン適用の有無で大きく値段は変わるので、想定している価格での契約になっているかどうかきちんと確かめておきましょう。
予約の取りやすさを重視する
脱毛はできる限り短期間で終わらせたいと考えている方も多いと思います。費用対効果を考えても、予約が取りやすい病院やクリニックでパッと必要回数の施術を終わらせるのが得策です。
予約は契約人数が多ければ多いほど取りにくくはなりますが、施術のクオリティが高いと早く終わらせることができるため、予約の取りやすさで病院やクリニックのレベルを測ることもできるでしょう。
どの程度予約が取りやすいのか、カウンセリングなどで質問しておけば、自分のスケジュールと合わせられるかなどを検討することができるので、ぜひ聞いておきましょう。
複数のクリニックを比較する
脱毛において大切なことは、自分が望んでいる効果が得られるかどうかです。加えて費用はもちろん、施術内容やスタッフの対応なども、病院やクリニックを選ぶ上で重要でしょう。
気になるクリニックがある場合は、口コミやホームページに寄せられた感想などから、過去の実績や評判をチェックしましょう。特に口コミは忖度なくリアルな思いが書かれていることが多いので、最新のものを読んでみてください。
病院やクリニックによっては、無料体験メニューが用意されているところもあるので、賢く利用してみましょう。実際に施術を受けないとわからないこともあるので、積極的に活用してみてください。
脱毛は医療行為です。自分の体を任せてもいいと思える信頼できる病院やクリニックを選ぶことが、結果的に費用対効果を高めてくれるでしょう。
まとめ
医療脱毛はもともと費用が高い点がネックでしたが、ここ5~10年の間に価格競争の激化でかなり価格が抑えられてきました。使用するレーザー機器によっては、安いだけで効果はいまいちといったものもあるので、ホームページなどで使用されている機械を確認しましょう。
脱毛費用をできるだけ抑えるためには、「総額を確認する」「キャンペーン情報を確認する」「予約の取りやすさを見る」「複数のクリニックを比較する」の4つのポイントが大切です。費用だけにフォーカスを当てるのではなく、施術のクオリティやスタッフの対応などもしっかりと確認しましょう。
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◆資格・所属学会
日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許